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注文住宅 間取り

スキップフロアのデメリットの話

更新日:

これから注文住宅を建てる方では、家の中で段差がある、スキップフロアに憧れる方もいると思います。

家を一つの空間として段差をつけるスキップフロア。

住宅展示場でもスキップフロアを見ると、おしゃれで素敵に感じますが、実際に自宅として利用するとデメリットを感じます。

今回は、スキップフロア デメリットの話をします。

スキップフロア デメリット画像

スキップフロアのデメリット

住宅展示場や雑誌などでスキップフロアを見ると、おしゃれで素敵な感じがあります。

トレンディードラマに出てくるような間取りの空間なので、自宅でもスキップフロアにしたい気持ちになります。

私も自宅で注文住宅を建てるときは、住宅展示場に訪れてスキップフロアの間取りを見て、素敵に思ってしまい、スキップフロアにしようとしましたが、スキップフロアにはデメリットが多く諦めました。

スキップフロアのデメリットとして色々ありますが、一番大きなデメリットとして段差の問題があります。

段差を作るのがスキップフロアですが、逆にそれがデメリットになってしまいます。

スキップフロアのデメリットを検討

高齢化に備えてバリアフリーの住宅がありますが、スキップフロアとはバリアフリーとは真逆の家になっています。

家の中の段差は高齢者にも優しくないですが、色々な場面で危険があります。
ふとしたときに家の中でつまづいて、事故になったら大変です。

私も住宅メーカーに勤めていましたが、スキップフロアの間取りを作る方は1人もいなかったことが印象的でした。

スキップフロアにするには、建築費用が通常よりも高くなるので、スキップフロアを採用する方が少ないこともありますが、家の中で安全に暮らすことが出来ないスキップフロアに高い費用を使うのも矛盾を感じます。

またスキップフロアは各部屋ごとに独立しているのではなくて、家の中の空間が1つになるイメージで大きな空間が出来ますが、エアコンの効率が悪いこともデメリットです。

スキップフロアの住宅にするなら、全館空調にする方が多いですが、光熱費が高いこともデメリットと言えます。

これから自宅の注文住宅でスキップフロアを検討している方は、スキップフロアは慎重に検討した方が良いと思います。

以上、スキップフロアのデメリットの話でした。

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