注文住宅を建てる方は色々なことを決める必要がありますが、住宅の外観を大きく左右する屋根の形状についても決める必要があります。
一般的にソーラーパネルを設置する住宅は片流れの屋根にする方が多いです。南向きにソーラーパネルを設置して効率よくエネルギーを吸収できます。
片流れの屋根はシンプルモダンな住宅では多く採用されていますが、雨が片方向に流れるので雨漏りのリスクも低くすることが出来ます。
今回は、住宅外観の片流れの話をします。
住宅外観の片流れ
住宅の外観を決める屋根は見た目も大切ですが、屋根の形は雨漏りのリスクを少なくするという意味でも大切です。
以前は住宅の外観でフラットな陸屋根な人気がありましたが、陸屋根は雨漏りのリスクが高いということで最近では片流れの方が人気です。片流れの屋根は外観的にシンプルモダンな都会的な雰囲気に住宅になります。ただし片流れ屋根の外観のデメリットとしては、片流れは和風な住宅にはあまり似合いません。片流れの外観だとシンプルモダンな住宅になると考えた方が良いです。
また片流れ屋根の多くの場合は南側が下りの面になっています。ですので南側に雨が集中的に流れるので南側には大きな雨樋を設置することが大切です。
片流れ屋根のデメリットは他の屋根の形に比べるとデメリットが少ないですが、片流れの屋根の上がっている側の壁の面は、雨に濡れやすく壁が痛むと言われています。ですので片流れ屋根の場合には、雨に濡れないように軒の長さを長くすることがポイントです。
住宅外観の片流れを検討
住宅の外観を大きく左右する屋根の形状ですが、建築コストで考えると片流れ屋根が一番安くなります。ですので建売住宅ではシンプルモダンの外観で片流れ屋根の外観が多く採用されています。
また片流れはメンテナンス的にも他の屋根よりも容易なので、片流れの屋根の外観に違和感を感じないのであれば片流れ屋根を採用して良いと思います。
でも片流れ屋根の向きが北側になってしまう場合は、太陽パネルが設置できなくなるので注意が必要です。