注文住宅を建てる方は、メンテナンスフリーの外壁を求める方が多いです。
最近の戸建住宅では、サイディング張りの外壁が多いですが、サイディング張りの外壁はシーリング材というゴムの寿命があるので、5年毎にメンテナンスが必要になり50万円ぐらいの費用が必要になります。
そこでサイディング張りでシーリング材が不要な四方合いじゃくりのサイディング張りを求める方が多いです。
私も自宅の住宅を建てるときには、四方合いじゃくりのサイディング張りには欠点がないと思ったので、四方合いじゃくりのサイディング張りを検討しました。
でも、四方合いじゃくりにはシーリング材が不要ということですが、実際に施工をしている現場では四方合いじゃくりでシーリング材を使わないと隙間が出来てしまうので、シーリング材を利用しています。
今回は、四方合いじゃくり欠点の話をします。
四方合いじゃくり欠点
四方合いじゃくりのメリットとしては、シーリング材が不要なのでメンテナンスフリーという部分があります。
でも実際に四方合いじゃくりのサイディング張りをしている現場では、四方合いじゃくりにシーリング材を利用しないと隙間が出来てしまい、雨漏りのリスクが高まるということで、実際にはシーリング材を利用していると聞きました。
また四方合いじゃくりの外壁では、外壁の部分を手で押すと壁がへこむ感じがあります。
四方合いじゃくりのサイディング張り外壁は、外壁の費用も施工の手間も掛るので普通のサイディング張りよりも高い費用になりますが、シーリング材を利用するなら四方合いじゃくりにする意味がないと言えます。
四方合いじゃくり欠点を検討
四方合いじゃくりでシーリング材を利用している物件の話は、今から5年ほど前の物件の話です。
今では改良されて四方合いじゃくりでシーリング材を利用していない可能性もあります。
でも施工実績数を考えると、四方合いじゃくりでない外壁の方が欠点がないと言えます。
四方合いじゃくりでシーリング材が不要としても、サイディング張りの外壁では10年や20年毎にサイディングの再塗装が必要になります。
特に戸建住宅の外壁でメンテナンスフリーを検討しているのであれば、サイディング張りの外壁よりもタイル張りの外壁の方がメンテナンスフリーになることは確かなので、四方合いじゃくりよりも欠点が少ないと言えます。
四方合いじゃくりのサイディング張りの外壁を検討するなら、タイル張りの外壁が良いと思います。