最近ヤフーニュースの記事を読んだのですが、マンションは高層階よりも低層階もメリットがあるのでオススメみたいな記事がありました。
ヤフーニュースの記事では、マンションの1階部分であれば庭があり、エレベーター街がなくて住み心地が良いと記載されていましたが、実際にマンションの低層階と高層階に住んでみた経験から言うと、マンションに住むのであれば高層階の方が絶対オススメです。
なぜなら、マンションの低層階では日当たりの問題とカビや害虫の問題があるからです。
ヤフーニュースの記事というのは、実は住宅メーカーの広告である場合もあるので注意した方が良いと思います。
今回は、マンションは低層階ではなくて高層階の方が住み心地が良い話をします。
マンションは低層階ではなくて高層階の方が住み心地が良い
私は同じマンションの建物で低層階と高層階の両方に住んだことがありますが、圧倒的に高層階の方が住みやすいです。
マンションの低層階に住んでいるときには、部屋にいると陰気が気分になるので休日のときにも外出したい気分になりました。
逆にマンションの高層階では、休日のときに一日中部屋で過ごすことも多くなりました。
その理由としては、高層階の方が湿度が低く明るいことと、高層階の方が静かということが関係しています。
マンションの低層階というのは、日当たりの影響を気にしてしまいます。
南側のマンションでも時間帯によっては、影が入る時間がありますし、影が入らない低層階でも高層階の方が窓からの景色が地面ではなくて空を見る部分が多いので明るく感じます。
例えば、高層階のマンションの北側でも窓からの大空の光が入るので、朝から晩まで明るい感じになります。
逆に低層階のマンションでは、太陽の移動に合わせて部屋の明るさが変わるので、時間帯によっては影が入るので憂鬱になる方も多いと思います。
日当たりが悪い住宅というのは人気がないですが、実は人というのは影の中に入ることを生理的に苦手に感じる性質があると感じます。
ですので、例え南側で日当たりが良いマンションでも、時間帯によって影が入るのであれば、ストレスを感じる可能性があります。
マンションの高層階では他の建物の影響を受けなく、影が入らない場合が多いので、低層階のマンションよりも高層階の方が圧倒的に住み心地が良いと言えます。
マンションの低層階と高層階を検討
ヤフーニュースでは、マンションの低層階のメリットとして専用庭があることとエレベーターの待ち時間がないことをメリットとして伝えていました。
専用庭があることに喜ぶ方も多いかもしれないですね。
専用庭でバーベキューをしたりビールやコーヒーを飲んでリラックスした生活に憧れる方も多いと思います。
でも、実際にはマンションの管理規約で専用庭でバーベキューをすることが禁止されている場合が多いです。
また、戸建住宅での庭でも共通しているのですが、庭でビールやコーヒーを飲むようなことはしない方が殆どです。
なぜなら、外からの視線を感じるので落ち着かないことが最大の原因です。
人通りが少ないマンションエリアでの専用庭なら大丈夫なのでは?と思ってみても、実際に専用庭で飲食をすることは落ち着かないものです。
マンションの専用庭に洗濯物を干すことも出来ずに、専用庭を何も利用しない方も多いのが現実です。
マンションの大型のルーフバルコニーも同様なのですが、利用しない無駄な空間に管理費を支払うことがバカバカしく思う方もいるでしょう。
マンションの低層階ではエレベーターを利用しないから便利?
高層階マンションのデメリットとして、エレベーターの待ち時間が長いことが一番大きなデメリットですが、だからといってエレベーターの待ち時間がない低層階のマンションがオススメとは言えません。
なぜなら、低層階のマンションでの防犯面の不安があるからです。
特に夏の夜に窓を開けたまま寝ることに対しての不安が低層階では発生してしまいます。
低層階のマンションでは外の人の気配を感じやすいので、エレベーターの待ち時間以上にストレスを感じると思います。
また、マンションの低層階というのは湿度が高層階よりも高いです。
マンションの高層階は日当たりが良く風の通気性が良いので乾燥気味になっていますが、逆に低層階では風の通りが悪く地面からも近いので湿度が高い状況になっています。
特にマンションのクローゼットの壁にはカビが発生しやすいのですが、高層階よりも低層階の方が湿度が高いのでカビが多く発生します。
そして、地面からも近い低層階では害虫も発生するので、高層階よりもデメリットが多いのでストレスを感じることになる方が多いでしょう。
マンションの低層階を選択するのであれば、木造の戸建住宅に住んだ方が遥かに快適に暮らせると思います。
マンションの低層階に住もうと考えている方は、慎重に検討した方が良いのではないでしょうか。