注文住宅を建てる事を検討している方は
色々な住宅会社の仕様について調べると思います。
住宅会社の中では柱サイズが他社よりも
太いことをアピールする会社があります。
でも住宅の柱サイズの標準というのはどれぐらいでしょうか。
今回は、住宅 柱サイズの話をします。
住宅 柱サイズ
戸建て住宅の柱サイズは3.5寸(105mm)と4寸(120mm)の2種類があります。
柱サイズが太いとアピールしている会社は4寸(120mm)の柱サイズの会社になります。
ただし注文会社の殆どの会社は建物の角になる隅柱の部分には
4寸(120mm)の太い柱サイズを利用している会社が殆どです。
住宅の構造部分に関しては設計で計算されて作られているので
柱サイズを気にする必要がないと考えて良いと思います。
住宅 柱サイズを検討
戸建て住宅では構造上重要な部分は4寸(120mm)の柱サイズで
他の部分は3.5寸(105mm)の柱サイズを利用するのが一般的です。
でも中には住宅を頑丈なものにしたいという希望から
全て4寸(120mm)の柱サイズを利用する方もいます。
4寸(120mm)の柱サイズにしたからと強度がアップするわけではないですが
費用があまり変わらないので4寸(120mm)の柱サイズで安心感を持てるなら
4寸(120mm)の柱サイズを注文しても良いと思います。
住宅を地震が来ても安心できる頑丈なものにしたいのであれば
柱サイズを太くするよりも耐力壁を作ることが良いです。
壁の部分に合板の板を貼ることで軸組工法の木造住宅が
ツーバイフォーのように頑丈な住宅になります。
木造の戸建住宅では柱サイズだけでなく
間取りの配置だったり大きさなど色々な部分が関係して
頑丈な住宅として完成します。
これから頑丈な戸建住宅を建てることを検討している方は
柱サイズ以外の部分も検討する必要があります。
木造住宅の設計士ではデザイン重視の設計士と構造重視の設計士がいますが
頑丈な戸建住宅を希望するならデザイン重視の設計士よりも
構造重視の設計士に設計を依頼することが必要です。