土地の地盤改良工事で、砕石パイル工法を検討している方はいるでしょうか?
私の自宅では砕石パイル工法で地盤改良をしましたが、後悔することなく満足しています。
砕石パイル工法は、天然の石を利用した地盤改良なので、土地を傷めないで土地を売却するときにも問題がない地盤改良工事は、砕石パイル工法だけだと感じています。
でも、メリットが大きい砕石パイル工法でも、デメリットがあると感じています。
今回は、砕石パイル工法のデメリットの話をします。
砕石パイル工法のデメリット
砕石パイル工法のデメリットとしては、工事中に隣地からクレームが来る可能性が高い。
ということです。
砕石パイル工法は、地中に深く穴を掘って5cmぐらいの大きさの石をギュギュっと油圧機器で押して石柱を作り地盤改良をする方法ですが、石を入れて油圧機器で押し固めるときに土地が波打って揺れます。
この揺れが近所からのクレームにつながりやすいので、砕石パイル工法の最大とデメリットになります。
実際に私は砕石パイル工法の工事に立ち会いましたが、土地が揺れることを感じて驚きました。
私が砕石パイル工法で地盤改良した土地は、分譲地で2番目に建てた土地だったので、隣に住宅は建っていなかったので良かったです。
でも既に周りに住宅が建っている土地で、砕石パイル工法で地盤改良をするなら、近所からのクレームが来る可能性が高いです。
砕石パイル工法のデメリットを検討
砕石パイル工法で地盤改良をするときには、工事会社が事前に挨拶をして工事の説明をしてくれます。
でも砕石パイル工法の地盤改良中の揺れが大きいので、自宅に影響があるかと心配して、工事会社にクレームを言う人は多いとのことです。
実際には砕石パイル工法の影響で、隣地の家に損害が及ぶことは殆どないのですが、揺れが大きいので驚くことは間違いないと感じます。
住宅を建てるときには、通常の工事でもクレームを言う隣地の方はいます。
砕石パイル工法で土地が揺れるほどの工事をしたら、どれだけクレームを言われるのか心配になります。
色々なデメリットは除いて近所からのクレームが少ない地盤改良としては、鋼管杭工法が音が静かで良いです。
私の自宅が完成して住み始めてから隣地が地盤改良をしましたが、鋼管杭工法だったので土地で揺れを感じることなく、静かに地盤改良工事が完了していました。
柱状改良工事でセメントを流す方法だと、自宅にも六価クロムの影響を受けるか心配してしまいますが、鋼管杭工法なら私の自宅には影響がないので、安心して隣地の地盤改良を見ていることが可能でした。
砕石パイル工法を検討している方は、近所からのクレームというデメリットがあるので、周りに既存住宅が建っている場合は、砕石パイル工法を慎重に検討した方が良いかもしれません