国土交通省の政策で40歳未満の方が中古住宅を購入して、リフォームをする際には補助金が出ることになりました。
補助金が出るということで、今まで中古住宅の購入を躊躇していた方でも、前向きに中古住宅を購入する方もいると思います。
でも国土交通省の補助金は、中古住宅を購入するために本当に得でしょうか?
今回は、国土交通省の中古住宅の補助金で購入?の話をします。
国土交通省の中古住宅の補助金で購入?
国土交通省の中古住宅を購入した補助金の政策では、40歳未満の方が対象となっていますが、40歳以上の方でも中古住宅を購入する方は多いです。
私が住宅メーカーに勤めていたときでは、新築の住宅を購入する方は30歳や40歳の若年層が多いですが、中古住宅を購入する方では若年層以外の方が多かったです。
国土交通省の補助金の対象者を40歳未満という制限をしない方が良かったと感じます。
中古住宅を購入して国土交通省から補助金をもらうためには、調査員に調査してもらった上でリフォームをすることが必要です。
耐震リフォームをした場合で最大65万円の補助金で、耐震リフォーム以外のリフォームでは最大50万円のリフォームということですが、少し補助金の額が少ないと感じます。
中古住宅を購入してリフォームをすると、軽く100万円以上の金額になります。
例えば、中古住宅全部の窓を断熱性が向上する二重サッシのリフォームをするなら、80万ぐらいの費用が必要になります。
国土交通省の補助金が得られるからと、積極的に中古住宅を購入する方は少ないと感じます。
国土交通省の補助金が一桁ぐらい多い補助金であれば、もつとインパクトがある政策となって、中古住宅を購入する方が増えると思います。
つまり、補助金の対象の年齢制限の解除と補助金のアップがないと、国土交通省の補助金の政策の影響で中古住宅を購入する方は少ないと言えます。
国土交通省の中古住宅の補助金で購入?を検討
中古住宅を購入する方は、今回の国土交通省の中古住宅の補助金以外にも利用できる補助金がないか確認する方が良いと思います。
中古住宅を購入する不動産会社やリフォーム業者で補助金に詳しい会社もありますが、中古住宅を購入する際に利用できる補助金に関して詳しくない不動産業者やリフォーム業者も多いです。
中古住宅を購入する際には、補助金が利用できるものがないか?自分でも色々と確認することは大切なポイントと言えます。