注文住宅を建てる方は窓のサッシについても検討する方が多いと思います。
日本では一番リーズナブルで昔から多く普及しているのはアルミ製のサッシです。でもこのアルミ製のサッシでは結露が起きるということで、最近では断熱性能が高い樹脂製のサッシを検討する方が多いです。
でも樹脂製のサッシはある意味プラスチック製なので、将来的な劣化を心配する方がいますが実際はどうなのでしょうか?私が現在住んでいる住宅ではオール樹脂サッシですが、実際の話をしたいと思います。
今回は、樹脂サッシ劣化の話をします。
樹脂サッシ劣化の話
樹脂サッシの劣化について実際の話をすると、劣化について特に心配する必要がないということが結論です。
白色の樹脂サッシだと紫外線で黄色に劣化を心配することを心配する方もいますが、最近の樹脂サッシではそのようなことはありません。私の自宅では白のオール樹脂サッシで住んで4年ぐらいになりますが、太陽のよく当たる南側の窓でも黄色に劣化することはありません。
オール樹脂サッシで劣化について心配することは必要ないと考えて良いと思います。
樹脂サッシの断熱性を検討
オール樹脂サッシは価格が高いので、外側はアルミで内側が樹脂というサッシがあります。アルミと樹脂のサッシなのでアルプラと呼ばれることが多いです。でも実はこのアルプラのサッシを利用しても断熱性能が低いので結露は発生します。オール樹脂サッシだけが断熱性能が高いので結露を発生しないサッシと言えます。
オール樹脂サッシはプラスチック製ですが、サッシを丈夫にするためにアルミサッシに比べてゴツい感じになります。アルミサッシよりもオール樹脂サッシの方が太いです。このオール樹脂サッシの太さが断熱性能が高く結露が発生しない要因にもなっています。オール樹脂サッシは高価なものですが、断熱性が高く結露が発生しないのでメリットが大きいです。また縦すべり窓にすることで気密性がアップします。
窓のサッシを検討している方は、オール樹脂サッシの劣化を心配しないでオール樹脂サッシの縦すべり窓を選択するようにしたいものです。