家を真似されることに困っている方は意外にも多いことを知りました。
私は住宅メーカーに勤めていましたが、お客様の多くは家を建てるときに参考となる写真や間取りを持って来て、このイメージで作ってください。という方が多かったです。
でも家を真似される立場から考えてみると、親しい友達や近所で自宅の家を真似された家があったら、あまり気分が良いものではありません。
今回は、家を真似される話をします。
家を真似される話
私は注文住宅の住宅メーカーに勤めていましたが、お客様の多くは理想なイメージの家があり設計の打ち合わせでは、雑誌の切り抜きやネットの写真を持ってくる方が多かったです。また、他の住宅展示場に訪れて間取りや棚の作りが気に入って、同じようなイメージで作って欲しいという方も多いです。
ある意味、自宅を真似される家というのは素敵な家ということで、良いことでもあります。逆に真似したくない家だったら、少し悲しい気分になります。
でも自宅の家の近所で自分の家と同じ外観で、明らかに真似をしたと感じる家があったら、あまり気分が良いものではありません。家の中の部分であれば、外から見ることが出来ないので問題ないですが、外観で利用している外壁の種類を真似されたり、庭の外構のデザインを真似されたりとしたら、複雑な心境になる方も多いと思います。
家を真似されることを検討
建売住宅では全く同じ外観の家が並んでいて、来客する方が家を訪問するときに迷うことは多くありますが、注文住宅ではそれぞれの家が違うことが特徴です。
私が勤めていた住宅メーカーでも、お客様の中では他のお客様と同じ感じで真似をしたい希望の方もいましたが、同一地域でない場所では外観を真似することはありました。あまり近所の場合では雰囲気を取り入れることをしますが、真似にならないように設計士の方は注意をしています。
真似をされる家というのは素敵な家という証拠ですが、近所や友人宅で真似されると気分が良くない場合があるので、注文住宅のメーカーも注意をしている会社もあります。