注文住宅を建てる方で、設計士が合わないと感じる方は多いです。
私が住宅メーカーに勤めていたときにも、設計の段階で設計士が合わないということで、設計士の変更を希望するお客様はいました。
人によって相性があるので、設計士が合わないことは当然です。
でも設計士と話が合うという場合でも、注意した方が良い場合があります。
今回は、設計士が合わない場合の話をします。
設計士が合わない場合
注文住宅を建てる方で、設計士が合わないと感じたら、営業担当に伝えて設計士を変更してもらう方が良いと思います。
私が住宅メーカーに勤めていたときにも、設計士の変更を希望するお客様はいました。
設計士の変更を伝えたお客様には、社内で評判が良い設計士を担当することが一般的です。
ですので、設計士が合わないと感じたら、設計士の変更依頼をした方が良いと思います。
設計士が合わない場合を検討
設計士が合わない理由には色々とあると思いますが、設計士の提案するプランが良くない場合が多いです。
また設計士の対応が上から目線に感じてしまう場合も多いです。
私が勤めていた住宅メーカーでは、設計士が合わないと言われる設計士は決まっていました。
その設計士は、有名建築家の元に勤めていた方で、社内で一番設計のセンスがあります。
設計士というよりも建築家というプライドを持っていたので、お客様の意見を取り入れるよりも、建築家としての提案をする場合が多いと感じます。
もちろん、設計士との考えが一致すれば問題ないのですが、価値観が合わないときには難しいです。
逆にお客様からの評判が良い設計士というのは、建築家という立場はありません。
お客様の希望する家を無難に作る感じです。
ですので完成する住宅も無難な住宅が多いです。
また、お客様から評判が良い設計士というと、比較的若い設計士は人気があります。
なぜなら吹き抜けやリビング階段など建築的には派手な間取りを好んで設計します。
お客様も派手な間取りなので好感を持ってしまいます。
でも派手な間取りは良いですが、耐震性や建築的に問題がある間取りが多く社内では問題になる場合もあります。
無難な間取りばかり作るので、設計士が合わないと感じる方の場合では、実は無難な間取りを作る設計士が良い設計士の場合が多いので注意した方が良いと思います。
もちろん、一生に一度の注文住宅です。
間取りやデザインを決める仕様決めは、注文住宅の中で一番楽しい部分です。
気分よく設計士と打ち合わせをしたいものですね。