ベランダとバルコニーの違いは?が気になる方はいるでしょうか?
これから戸建住宅を購入する方は、住宅について色々と勉強すると思いますが、ベランダとバルコニーの違いは?と思う方も多いと思います。
ベランダもバルコニーも洗濯物を干す場所ですが、建築的に考えるとベランダとバルコニーは違います。
今回は、ベランダとバルコニーの違いは?の話をします。
ベランダとバルコニーの違いは?
ベランダとバルコニーの違いは?と聞かれて一番の違いは、屋根があるかないかの違いです。
建築的には、ベランダには屋根がありますが、バルコニーには屋根がありません。
もちろん、ベランダでも屋根がなかったり、バルコニーにも屋根を設置している場合もありますが、設計士がベランダとバルコニーの違いとして認識しているのは屋根の違いになります。
ベランダとバルコニーの違いは?を検討
建築的にベランダとバルコニーの違いは、屋根の有無の違いですが、住宅購入のときには、構造的にも大きな違いがあります。
バルコニーの多くは、下の階の屋根となる部分をバルコニーとして作ります。
そしてバルコニーの多くは造作と言って大工さんが作成するので、施工の問題で雨漏りになるリスクが高いです。
私が勤務していた住宅メーカーで木造住宅の事務所がありましたが、バルコニーが影響で雨漏りがありました。
また私の実家の戸建住宅でも、バルコニー部分の影響で雨漏りが発生しました。
手抜き工事でなくても、バルコニーだと雨漏りのリスクが高いので、ベランダの方が雨漏りのリスクが低いと言えます。
ベランダとバルコニーの違いは、屋根の有無の違いですが、雨漏りのリスクが大きく違うので注意が必要です。
私の自宅では、バルコニーではなくてベランダを採用していますが、戸建住宅では雨漏りのリスクが少ないベランダの方がオススメです。