ダブル断熱は、気密が高いか気になる方はいるでしょうか?
最近の木造住宅で高気密高断熱住宅を手がけるハウスメーカーでは、ダブル断熱をして断熱性能の高さと気密性の高さをアピールするハウスメーカーがあります。
でも、ダブル断熱は気密が高いのでしょうか。
今回は、ダブル断熱は、気密が高い?話をします。
ダブル断熱は、気密が高い?
ダブル断熱だからと言って、気密が高いことに直接は関係ないと言えます。
ダブル断熱の工法は、内断熱と外断熱を組み合わせたものですが、内断熱で現場発泡ウレタンの断熱をすれば、気密が高い住宅になると思います。
内断熱の現場発泡ウレタンは、断熱性能があまり高くないので、外断熱をすることで断熱性能が高くなり快適な住宅になります。
そして、現場発泡ウレタンは発泡するウレタンなので気密が高い住宅にすることが可能です。
ダブル断熱の住宅を希望する方は、内断熱で採用する断熱材を検討することで気密が高い住宅にするためのポイントだと言えます。
ダブル断熱の気密を検討
ダブル断熱の気密で、内断熱の断熱材を検討することを伝えました。
もちろん、ダブル断熱を手がけるハウスメーカーでは、内断熱は現場発泡ウレタンで外断熱は硬質ウレタンを採用している場合が殆どです。
木造住宅では、ダブル断熱をすることで断熱性能のことは心配することはないですが、気密に関しては別のことも気にすることが必要です。
窓のサッシ周りには、気密テープを張ることが必要ですし、24時間換気の吸気口周りにも現場発泡ウレタンや気密テープを貼り、気密性を高める施工が必要です。
ダブル断熱の住宅を希望している方は、高性能住宅の完璧な住宅性能を求める方が多いですが、ダブル断熱を採用しているからと安心しないで、気密性を高める施工についても、ハウスメーカーにて確認することが大切です。
ダブル断熱なので気密が高いと安心してはいけないですね。