SE工法の金物が気になる方は、いるでしょうか。
SE工法というのは在来工法のデメリットを金属の金物を利用することで解消する技術ですが、SE工法では金物の強度が重要なポイントとなります。
在来工法よりも、SE工法の金物の方が頑丈に感じる方もいますが、中にはSE工法の金物自体に心配をする方もいるのも事実です。
SE工法の金物は、頑丈なのでしょうか。
今回は、SE工法の金物は、頑丈?の話をします。
SE工法の金物は、頑丈?
SE工法の金物についてですが、SE工法を提供しているホームページを確認すると、金物の塗装は100年後も強度は変わらないと書かれています。
確かにSE工法の金物の強度はホームページに書かれている通りに100年後も変わらないと思います。
でも、SE工法の金物の熱への強度がホームページで確認することが出来なかったので、住宅が火事になったときにSE工法の金物が高温の熱に耐えられるか不安があります。
在来工法の木造と鉄骨住宅を比較した場合では、火事になったときには在来工法の木造住宅の方が鉄骨住宅よりも倒壊する時間が長く避難することができやすいと言われています。
その理由としては、火事になったときに鉄より木の方が火事の熱には耐久性が高いことです。
火事になったときに木材は炭化して直ぐに燃えることはないのですが、鉄骨は火事の熱で溶けてしまうと言われています。
普通に考えると、木造住宅よりも鉄骨住宅の方が頑丈に思えるのですが、実際には木造住宅の方が火事のときには耐久性が高いというのは意外ですね。
SE工法は、在来工法のデメリットを解消するために金属の金物を利用していますが、火事の熱のことを考えると金物がデメリットになってしまうことは皮肉なことだと感じます。
SE工法の金物を検討
SE工法の金物の火事のときの熱問題の可能性があることを伝えました。
SE工法の金物だと火事に弱いかは、実際にSE工法の住宅で火事になった住宅の検証データが必要です。
もちろん、火事がない場合でのSE工法の金物は頑丈なことは確かだと思います。
地震の耐震性に関してもSE工法の金物で安心できる住宅になると感じますね。
でも、唯一火事のときのSE工法の金物の強度の心配が、私にはあるんですよね。