注文住宅の着工数が年々減少していることが統計として発表されています。
注文住宅の着工数は、国の景気や消費税などに減って着工数が変動しますが、年々減少している方向にあります。
考えてみれば、都内で戸建て住宅の建築中の物件というのは大変少ないですし、私が自宅を購入した千葉郊外の新築住宅地でも数多く注文住宅が完成して、新築住宅の着工数は減少しています。
また、これからの時代への景気の不安や賃金アップが望めないと感じている方が多く、注文住宅の購入なんて考えない方も多いと思います。
人それぞれ色々な価値観があると思いますが、それでも注文住宅を購入することは、人生の中で一番満足度が高い買い物だと言えます。
今回は、住宅の着工数は減少しているけれど、住宅購入する方が良い話をします。
住宅の着工数は減少しているけれど、住宅購入する方が良い
注文住宅の着工数は年々減少している統計がありますが、私も住宅関連のサイトを運営しているので年々アクセス数が減少していることを感じます。
以前は低金利時代ということで、賃貸住宅で支払う家賃と住宅ローンで毎月支払う金額は変わらないということで、注文住宅を購入する方は多かったです。
でも最近では、低金利時代が終わる予想の話や景気の改善が見込めないことから、住宅ローンで借金をすることを選択しない方が増えていると感じます。
昔から住宅購入では賃貸と持ち家のどちらが得?という議論がありますが、景気の影響からか賃貸住宅のままの暮らしを選択する方が多いのではないでしょうか。
賃貸住宅の暮らしのメリットはあるとは思いますが、実は住宅購入が出来る年齢というのは存在します。
住宅ローンの関係になりますが、一般的に40歳ぐらいまでが住宅ローンをして住宅購入を出来る年齢だと言えます。
ですので、賃貸住宅のまま暮らすことを選択した場合には、住宅購入をすることが出来ない可能性が高いです。
住宅購入というのは人生で一番大きな買い物になりますが、注文住宅を購入することは一生を掛けて住宅ローンを返済する価値がある買い物だと思います。
住宅の着工数は減少を検討
注文住宅の着工数の減少として、景気の影響の他にも少子化や若い世代の価値観の変化があると言われています。
以前は、社会人になると車を購入することを憧れる方が多く、そして結婚したら自宅を購入するという考えが一般的でした。
でも、最近では車も購入することから利用するときだけレンタルすることを選択する方も増えています。
確かに車の維持費というのは掛かるので、地下鉄が発達している都心であれば車を所有することのメリットは少ないかもしれません。
住宅も同様に、その時の年収やライフスタイルや会社に合わせて、賃貸住宅を選択する考えも納得が出来ます。
若い時代では、賃貸住宅に暮らすことに何の苦労をすることはないことは確かだと思います。
でも、高齢者になったときに自宅がないことは、ストレスが大きいと感じます。
なぜなら、自分が安心して住める場所というのは、必要だからです。
そして、高齢者になったときに賃貸住宅に住み続けることが出来る保証はないからです。
私は、住宅メーカーに勤めていたときには、賃貸住宅の業務を行っていましたが、高齢者の方で賃貸住宅を探す方は大変でした。
大家さんの審査で高齢者の入居を認めてくれる物件というのは、数が少なく、あってもあまり良い物件ではないからです。
住宅の着工数は減少していますが、住宅購入が出来る年齢のときに住宅購入することは、大切なことです。
出来ない無理なら諦めるしかないのですが、出来る無理なら住宅購入を選択することをオススメします。
私も自宅を購入するときには、まだそのような収入がないと感じていましたが、周りの方が背中を押してくれて購入しました。
そして、今でもあの時購入して良かったと感じていますよ。