注文住宅業界の動向が気になる方はいるでしょうか?
注文住宅業界というのは、IT業界や自動車業界のように大きな技術革新はあまりない業界です。
景気の影響で注文住宅の着工数は影響を受けると言われています。
それでも衣食住というのは、人の生活には欠かせない業界なので、注文住宅業界は景気の影響があまりない業界とも言えます。
もちろん、大手ハウスメーカーは着工数が多いので景気の影響で動向が変わります。
今回は、注文住宅業界の動向の話をします。
注文住宅業界の動向
注文住宅業界の動向として、色々な考え方があります。
最近では、大手マンションデベロッパーの偽装問題で、マンションから注文住宅を建てる方が増える動向もあります。
大手ハウスメーカーは、注文住宅の着工数が多いので、景気の影響は色々な業界の影響を受けて、動向が変わります。
でも、中小の注文住宅や地元工務店の業界というのは、今まで変わらない動向だと感じます。
逆に注文住宅業界では、大手ハウスメーカーから信頼できる小さな住宅メーカーを選択する方が増える流れもあります。
レストラン業界に例えるなら、大手のチェーン店から味を追求した個人経営の店が流行るような動向です。
インターネットやSNSが普及して、個人の趣味嗜好が細分化される時代と言われています。
注文住宅業界の動向も大手ハウスメーカーでない、独自の注文住宅を建てることを希望する方が増えていると感じます。
注文住宅業界の動向を検討
注文住宅業界というのは、IT業界のように最先端のテクノロジーというのが、あまりない業界です。
携帯やコンピューターであれば、10年前の機種は遅くて使いづらいですが、注文住宅業界では10年前の技術も変わりません。
もちろん、耐震基準や建築基準法は変化がありますが、大幅な変更ではありません。
住宅というのは、技術が安定しているからこそ、安心して暮らすことが出来るものです。
注文住宅業界にもIT業界の影響?
最近では、注文住宅業界でも他社の住宅メーカーとの差別化のためにITを意識した住宅づくりの動向もあります。
例えば、家中の照明やエアコンなどの設備をスマホで制御できるような動向があります。
でもこれは建物本体というよりも、住宅設備のことです。
注文住宅業界では、建物の本体は20年前から変わらない技術が多いですが、住宅設備は数年毎に新しい技術が試されて、本当に良いものは普及していきます。
例えば注文住宅業界では、建築基準法の法律で義務付けられる前から、24時間換気システムを取り入れた注文住宅を建てることは一般的なことでした。
新しい技術というのは、数年後に存在するかしないかは、わかりません。
でも、注文住宅の建物の本体は、数年後も数十年後も変わらない、確かな品質の技術が求められるものだと思います。
これから注文住宅業界は、ますます本物を求める消費者の動向で、注文住宅の人気が出ると私は予想しています。