アルミ遮熱断熱シートの効果が気になる方は、いるでしょうか。
アルミ遮熱断熱シートは、宇宙船や宇宙服で開発されたものですが、防寒着でもアルミ遮熱断熱シートが利用されています。
もちろん、戸建住宅でもアルミ遮熱断熱シートが利用されるようになりましたが、効果があるのか気になると思います。
今回は、アルミ遮熱断熱シートは、効果ある?の話をします。
アルミ遮熱断熱シートは、効果ある?
アルミ遮熱断熱シートの効果についてですが、屋根にアルミ遮熱断熱シートが利用されることが一般的ですが、遮熱という意味ではアルミは効果があると思います。
屋根からの太陽光の輻射熱というのは、大変大きな影響がありますが、アルミ遮熱断熱シートを設置することで、太陽光の輻射熱を防ぐことが可能だと言えます。
逆に断熱という意味では、アルミ遮熱断熱シートは効果があるかは疑問です。
なぜなら、アルミ遮熱断熱シートを屋根ではなくて、住宅の壁の側面に設置した住宅と設置していない住宅を比較した結果、住宅内の温度の差が殆どなかったという実験データがあります。
ですので、アルミ遮熱断熱シートというのは、屋根の部分に設置するだけで充分と考える方は多いです。
アルミ遮熱断熱シートを検討
アルミ遮熱断熱シートというのは、防寒着でも利用されていますが、防寒着では遮熱というよりも断熱目的で利用しています。
住宅でも断熱効果を感じることが出来れば良いのですが、実際にはアルミ遮熱断熱シートでは断熱効果を感じることは出来ないようです。
私の自宅の住宅では、外壁をガルバにしていますが、ガルバの外壁が断熱材とアルミシートが一体になっている外壁です。
つまり、内断熱工法として現場発泡ウレタンで外断熱工法としてアルミ遮熱断熱シートの状態のダブル断熱工法になっています。
もちろん、本格的なダブル断熱工法とは言えませんが、アルミ遮熱断熱シートの感じは体感しているつもりです。
私の実体験としては、屋根のアルミ遮熱断熱シートは効果があるけれど、住宅の壁の部分にアルミ遮熱断熱シートを設置しても効果があるかは疑問です。
そもそも、壁の部分に太陽光が照らされることは屋根よりも少ないと思います。
住宅の予算に余裕がある方は、壁の部分にもアルミ遮熱断熱シートを設置しても良いと思いますが、一般的には屋根の部分だけにアルミ遮熱断熱シートを設置すれば充分だと感じますよ。