石粒ガルバリウム鋼板が気になる方は、いるでしょうか?
石粒ガルバリウム鋼板は、屋根材として利用されるものですが、ガルバリウムの屋根材はメンテナンスフリーなので、選択したい方は多くいます。
でも、ガルバリウムの屋根材は、雨が降ったときに鋼板のために雨音が響き2階の部屋にいると、雨音が気になる場合が多いです。
そして、ガルバリウム鋼板は車と同じ鉄の板なので、住宅の屋根材として利用するには、ガルバリウム鋼板らしい独特な屋根になってしまいます。
ガルバリウムの屋根材だと、倉庫のような外観の住宅になったり、安っぽいイメージの外観になってしまいます。
でも、石粒ガルバリウム鋼板の屋根材なら、ガルバリウム鋼板の上に石粒が付着しているので、雨音を防ぐことも出来ますし、デザイン性もガルバリウム鋼板の印象が消えて、高級感を感じます。
石粒ガルバリウム鋼板を屋根材として利用することは、良い選択なのでしょうか?
今回は、石粒ガルバリウム鋼板は、良い屋根材?の話をします。
石粒ガルバリウム鋼板は、良い屋根材?
石粒ガルバリウム鋼板を屋根材として利用することは、一見良い選択だと思う方は多いと思います。
なぜなら、ガルバリウム鋼板のデメリットが石粒が付着されていることで解消されているからです。
私が自宅を建てるときにも、石粒ガルバリウム鋼板の屋根材を選択することを検討しました。
でも、石粒ガルバリウム鋼板を屋根材と選択するときに、日本の国産メーカーでは石粒ガルバリウム鋼板がなくて、海外製品の石粒ガルバリウム鋼板しかなかったので、不安になって石粒ガルバリウム鋼板を屋根材と利用することはやめました。
なぜ、海外製品の石粒ガルバリウム鋼板では不安になったかというと、日本の気候に適しているものか不明だったからです。
住宅の建材というのは、気候に大きく影響を受けます。
例えば、乾燥したアメリカの建材が日本の高温多湿な気候に適していない場合は多くあります。
特に海外の輸入タイルでは、日本の気候風土に合わないためにひび割れが起こったケースもあります。
私は、石粒ガルバリウム鋼板の石粒が経年劣化によって、ボロボロとこぼれ落ちることを心配しました。
実際に石粒ガルバリウム鋼板の石粒がこぼれ落ちることを確認した訳ではないのですが、なんとなく不安になりました。
また、私が住宅メーカーに勤めていましたが、石粒ガルバリウム鋼板を屋根材として採用した住宅はないことも懸念材料となりました。
石粒ガルバリウム鋼板を検討
石粒ガルバリウム鋼板の石粒が本当に経年劣化によって、こぼれ落ちるかは不明です。
また、私が自宅を建てた5年ぐらい前には石粒ガルバリウム鋼板の屋根材で国産はなかったのですが、現在ではあるかもしれません。
ですので、石粒ガルバリウム鋼板を屋根材として利用することは、実は良い選択かもしれません。
でも、石粒ガルバリウム鋼板を屋根材として採用している住宅が日本ではまだ少ないことは、実績が少ないのでリスクがあります。
住宅の建材というのは、リスクの可能性のある建材を冒険して利用するのではなくて、施工実績が豊富で安心できる建材を利用した方が良いと思います。
私の場合ですが、自宅の屋根材として石粒ガルバリウム鋼板を採用するのは、リスクを感じました。