二階リビングで勾配天井を検討している方はいるでしょうか。
二階リビングする方はリビングに明るさを求めていると思います。
また勾配天井にすることで天井が高くなり開放的な空間に憧れると思います。
更に勾配天井に天窓のトップライトを設置して
より明るいリビングにすることを考える方も多いと思います。
でも二階リビングにすることを考えても
実際に二階リビングにすることは不安がある方も多いと思います。
そして勾配天井も同様です。
今回は、二階リビングで勾配天井の話をします。
二階リビングで勾配天井への憧れ
住宅の雑誌や住宅サイトでは二階リビングで勾配天井の住宅が多くあります。
見た目の派手さという意味で憧れる方も多いと思います。
住宅が訪れた方に自慢できる部屋の代表的な間取りとも言えます。
実際に二階リビングで勾配天井の住宅に訪れると
開放的で広い空間という印象を受けます。
私が実際に訪れた二階リビングで勾配天井の住宅は
2世帯住宅の3階建ての住宅でした。
二階リビングの勾配天井部分に天窓のトップライトを付けて
採光がたっぷりの明るいリビングでしたが
更にリビング階段を設けて3階建てになっていました。
二階リビングの勾配天井部分に6箇所のトップライトがありましたが
かなり明るいというのが印象的でした。
二階リビングで勾配天井のデメリット
二階リビングで勾配天井の住宅では冷暖房の光熱費が掛る
というデメリットが一番大きいと感じます。
天井が高い勾配天井は空間が大きいので余計な冷暖房代金が掛かります。
日本の住宅の多くが一年を通してエアコンの冷暖か暖房を常に動作させています。
高気密高断熱住宅ではエアコン運転を前提に作られている住宅ですが
エアコンを運転させて快適な住宅になります。
勾配天井だと通常の天井の倍以上の空間になるので
光熱費が掛るものです。
二階リビングというのは見た目の印象は良いですが
実際に住んでみると勾配天井でなくても良かったと感じる方が多いです。
二階リビングで採光を取り入れて
明るいリビングだけで満足する方が良いかと思います。