注文住宅を建てる方は、間取り図を見てイメージして間取りを検討しますが、間取り図で注文住宅をイメージできるでしょうか?
私が自宅の注文住宅を建てたときにも間取り図を何百回も見ましたが、実際に完成した注文住宅は間取り図でイメージした注文住宅とは違う感じでした。
もちろん間取り図通りに注文住宅は完成しているのですが、広さの感覚というのは間取り図だけでイメージすることは難しいものです。
では、注文住宅を間取り図以外でイメージする方法として、どのようなものがあるでしょうか?
今回は、注文住宅間取り図でイメージ出来ますか?の話をします。
注文住宅間取り図
注文住宅間取り図は設計士の方であれば、設計した建物と実際に完成した注文住宅を何度も見ているのでイメージが掴めますが、一般の方が間取り図だけで完成した注文住宅をイメージすることは難しいと感じます。
もちろん、ある程度はイメージが出来ますが微妙な感覚については、イメージと現実が大きく変わります。
最近の注文住宅では、間取り図以外にもパソコンのCG映像として間取り図を立体的に見ることが出来るものが多いです。
私も自宅の注文住宅を建てるときにも、間取り図とCGを何度も見ましたが、それでもやはり実際に完成した注文住宅というのは、間取り図で想像していたものとは微妙に違うものでした。
注文住宅は3回建て直しをしないと満足する注文住宅が完成しないと言われていますが、実際に生活してから間取りについて色々と考えることもあるので、注文住宅は間取り図だけで判断することは一般の方には難しいものだと言えます。
注文住宅間取り図を検討
建売住宅であれば、実際に完成した住宅を見てから購入するので、間取り図とイメージと違うということは殆どありません。
でも、建売住宅よりも注文住宅の方が満足度が高いです。
なぜなら、注文住宅は自分の希望に合わせて作られた間取りなので、色々な細かい部分で自分仕様になっているので、満足度が高いのです。
例えば、キッチンの高さを身長に合わせて数センチ単位で設定したり、コンセントの位置も趣味や生活環境に合わせて配置します。
注文住宅では所有感という満足感がある住宅と言われていますが、建売住宅では味わうことが出来ないものです。
でも自分仕様に合わせた注文住宅だからこそ、間取り図だけで全てを反映できない部分も多いと言えます。
注文住宅の設計で設計士は、平面の間取り図だけで表現できない場合には、立面図を書きますが、それでも現場では図面だけで施工できない部分があるので、現場監督の判断で施工をする場合があります。
現場監督のセンスが問題ないのであれば良いですが、悪い現場監督だと最悪なことになる場合もあります。
注文住宅というのは、一つ一つが手作りで想像していたものと違うような感じで作られてしまう箇所もあります。
ですので、注文住宅を建てるときには間取り図だけでなくて、実際に注文住宅の建築途中の現場に訪れて確認することで、間取り図だけでイメージできない部分を確認することが可能です。
そして、もし想像していたイメージと違うのであれば、設計変更も検討した方が良いと思います。
注文住宅は間取り図だけでイメージをすることは、難しいものです。