モイスを新築で利用することを検討している方はいるでしょうか?
モイスは湿気を吸収する建材なので、色々な場所で利用されています。
例えば、キッチンの食器棚で利用されていますが、部屋の壁や天井などでモイスを利用する方法もあります。
また、モイスを耐震性を高めるための耐力壁としても利用することもあります。
住宅のあらゆる場所で利用されるモイスですが、新築でモイスを利用することは良い選択でしょうか?
今回は、モイスを新築で利用は良い?話をします。
モイスを新築で利用は良い?
モイスを新築で利用することを検討している方で、本当にモイスを利用しても大丈夫?と不安になる方もいると思います。
食器棚でモイスを利用するのであれば交換など簡単にできますが、建材でモイスを利用するとなると、モイスに問題があったときに交換することは大変なことです。
でも結論から言うと、モイスを新築で利用することは良いと思います。
特に部屋の壁を石膏ボードで覆う部分をモイスを利用することで、快適な暮らしが出来ます。
モイスを新築を検討
モイスは色々な場所で利用できる建材ですが、新築でないとモイスを利用できない場所があります。
それは、外壁の下地となる耐力壁として利用する部分です。
でもモイスを耐力壁として利用することだけは、慎重に検討した方が良いと思います。
なぜなら、モイスを耐力壁として利用することの実績が少ないからです。
最近の住宅では、モイスを耐力壁として利用する住宅も増えていますが、私が住宅メーカーに勤めていた5年ほど前は耐力壁としてするのは、構造用合板を利用するのが殆どでした。
構造用合板は、木製で耐力壁として長く利用しても問題ないことが分かっていますが、モイスについては耐力壁として長く利用しても問題がないかは判断が出来ていません。
もちろん実験データとしては、モイスを耐力壁として利用することは問題ない結果になっていますが、実際にモイスを耐力壁として利用した実績が少ないと感じます。
モイスを耐力壁として利用する際には、慎重に検討した方が良いと思います。
でも部屋内部で石膏ボードの代わりにモイスを利用するのは、湿度を吸収してくれるモイスなので、快適な暮らしが出来ると思います。