断熱シートを床に設置することを検討している方は、いるでしょうか。
断熱シートは屋根の部分や壁の部分に設置することが一般的ですが、床のフローリングの下に断熱シートを設置する方もいます。
床暖房をする場合では、床に断熱シートを設置することもありますが、それ以外で断熱シートを床に断熱シートを設置することは一般的ではありません。
ただし、ホットカーペットの下に断熱シートを配置することは一般的です。
今回は、断熱シートを床に意味ある?の話をします。
断熱シートを床に意味ある?
断熱シートを床に配置することは、ホットカーペットを利用している方は意味があると思います。
ホットカーペット用の断熱シートは、アルミのシートになっていますが、ホットカーペットの熱をフローリング側には伝えないで、反射する役割があるので、ホットカーペットの熱を無駄にすることを防げます。
ホットカーペットの下に断熱シートを利用することは一般的ですが、それとは別に建築的に断熱シートをフローリングの床の下に設置する施工をする方もいます。
床暖房を設置する場合では、断熱シートをフローリングの下に配置することはありますが、床暖房を設置しないで断熱シートを単品で床に配置しても、意味があるとは考えづらいです。
フローリングの床の断熱を気にする場合は、断熱シートではなくて硬質パネルの断熱を設置する方が、確かな断熱効果を感じることが出来ると思います。
断熱シートを床に検討
断熱シートを床に配置することは、新築の住宅では殆どありませんが、リフォームで断熱シートを床に配置することは考えられます。
なぜなら、リフォームでは既存の住宅の作りの制限があるので、床が寒いときなどに簡易的に断熱シートを床に配置することはあると言えます。
断熱パネルを床の下に設置するには、結構大掛かりなリフォームになりますが、断熱シートを設置するのであれば、簡単なリフォームで済みます。
これから新築で住宅を建てる方は、床に断熱シートを配置することは考えないで、リフォームの方が断熱シートを検討すると良いと思います。