大工さんが家を建てる期間が気になる方は、いるでしょうか。
大工さんが家を建てる期間のことを木工事と言いますが、家の基礎の部分は大工さんではなくて土木工事になったり、屋根の部分に関しては屋根職人の工事になっており、家の色々な部分は、大工さん以外の職人さんが分業作業をしています。
建物という家が完成する期間を大工さんが家を建てる期間とすると、家を建てる期間は、どれ位でしょうか。
今回は、大工さんが家を建てる期間の話をします。
大工さんが家を建てる期間
大工さんが家を建てる期間として、建物の広さによっても変わりますが、延床100㎡ぐらいの木造住宅であれば最低でも3ヶ月間が大工さんが家を建てる期間だと言えます。
延床面積が広ければ、家を建てる期間は長くなりますが、大工さんが家を建てる期間で半年間以上掛かる家というのは、ほとんどありません。
豪邸や建築変更が多い家であれば、半年間ぐらいの期間になる場合もありますが、一般的な家は3~4ヶ月間ぐらいの期間と考えて良いと思います。
実は、家を建てる工程として、大工さんが携わる部分と言うのは、全体とも言えません。
家の基礎は、土木の基礎業者ですし、屋根は屋根専門の職人さんの作業です。
また、外壁も大工さんの作業ではないですし、庭の外構も大工さんの作業ではありません。
そして、内装の壁や窓のサッシ部分も大工さんの作業ではありません。
案外、家を建てる範囲として大工さんが関与する部分は、思ったより少ないと感じると思います。
家を建てることで大工さんの範囲としては、柱や梁などの骨組みだったり、床のフローリング、階段という木工事の部分です。
もちろん、大工さんの作業する部分は、家の構造となる大切な部分なので重要な場所とも言えます。
大工さんが家を建てる期間を検討
大工さんが家を建てる期間として、3~4ヶ月間ぐらいと伝えましたが、工務店でもハウスメーカーでも大体同じぐらいの期間が必要です。
一般的な木造住宅であれば、どんなに作業を早くするように依頼しても、最低3ヶ月間ぐらいの時間は必要です。
もし、家を建てる期間を短くしたいのであれば、家を建てる注文住宅ではなくて、既に完成している建売住宅を購入することがオススメですね。
私が住宅メーカーに勤めていたときにも、家を建てる期間を短くして欲しい希望のお客様がいましたが、3ヶ月間の期間は必要でした。
大工さんの人数を増員したりしても、家を建てる期間を短くすることは難しいものです。