戸建住宅の間取りでは、吹き抜けの家は人気があります。
でも良い家というのは、吹き抜けのない家が良いと思います。
お店やカフェのような感じであれば、吹き抜けの開放感のある間取りの方が良いですが、生活をする家では吹き抜けがない方が快適に住めることは間違いありません。
今回は、吹き抜けのない家が良い話をします。
吹き抜けのない家が良い
吹き抜けのない家が良いことは他の記事でも書いていますが(⇒注文住宅の間取りで中庭と吹き抜けは止めた方が無難)、吹き抜けのない家の方が生活をしていて不便に感じることは少ないです。
私の実家も自宅も吹き抜けのない家ですが、以前に務めいた住宅メーカーの事務所は吹き抜けのある事務所でした。
下のフロアーの電話の音が2階にも聞こえることは当たり前ですが、1階のキッチンの水道の音も2階まで聞こえます。
事務所というオフィス空間なので些細な生活音はあまり気にならないですが、自宅の家だと些細な生活音も気になります。
例えば、1階のテレビの音が2階に伝わるだけでもストレスになって、家族のトラブルになることは多くあります。
吹き抜けのない家が良いを検討
私のイメージですが、吹き抜けのある家でストレスを感じない場合は、延床200坪以上ある間取りであれば、吹き抜けがある間取りでもストレスを感じないと思います。
なぜなら広い家であれば、吹き抜けがあって1階の音が2階に聞こえることがあっても、家が広いので他の部屋に聞こえない場合が多いからです。
また吹き抜けがあっても良い家というのは、光熱費を気にしないことは大前提です。
毎月のエアコンの電気代を気にする家であれば、吹き抜けはないほうが良いです。
これから家を購入する方は、色々な夢や希望が膨らみますが、実際に生活することと憧れることは違います。
吹き抜けのない家が良いことは、多くの方が感じていることなので、吹き抜けの間取りを検討している方は、慎重に検討した方が良いと思います。