断熱住宅の効果を感じられないと思っている方はいるでしょうか?
戸建住宅で断熱材や窓サッシをグレードの高いものを利用して、断熱住宅としてアピールしている住宅でも、断熱効果を感じられない住宅というのはあります。
私の自宅は、断熱材に現場発泡ウレタンで、窓サッシには樹脂とアルミの複合のアルプラサッシを利用していますが、住宅メーカーによっては、断熱住宅と呼んでいますが、私は断熱住宅の効果を感じられないと思っています。
では、どのような住宅であれば、断熱住宅の効果を感じることが出来るのでしょうか?
今回は、断熱住宅の効果を感じられない話をします。
断熱住宅の効果を感じられない
私は注文住宅を専門の住宅メーカーに勤めていたので、色々な断熱材や窓サッシの住宅を訪れることが多かったですが、今まで私が実際に訪れてみて断熱住宅の効果を感じることが出来た住宅は、fpの家と呼ばれる住宅で、分厚い硬質ウレタンの断熱材とオール樹脂製サッシの住宅でした。
もちろん、真空断熱材を利用した住宅では断熱住宅の効果を感じることが出来ると思いますが、実際に真空断熱を利用した住宅には訪れたことがないので、fpの家だけ断熱住宅の効果を感じられると話しています。
fpの家の断熱材は硬質ウレタンと呼ばれる硬いウレタンですが、断熱材の厚さが105mmもあります。
これだけ分厚い硬質ウレタンを採用している住宅というのは、他の住宅ではあまりないと思います。
実際に断熱材に触れると分かりますが、グラスウールと現場発泡ウレタンを比較するなら、fpの家の分厚い硬質ウレタンが断熱住宅の効果を感じられることが出来るのは当然です。
断熱材の性能としては、旭化成のネオマフォームも断熱性能は高いのですが、断熱材をネオマフォームを採用した住宅に訪れても、断熱住宅の効果を感じることはありませんでした。
私の自宅の床の断熱材もネオマフォームを採用していますが、これも断熱住宅の効果を感じられません。
断熱性能の数値が良くても、体感として私が感じることが出来たのは、fpの家の硬質ウレタンだけでした。
断熱住宅の効果を感じられないを検討
私の自宅は、壁と天井の断熱材に現場発泡ウレタンで、床はネオマフォームの断熱材。
そして、窓サッシはアルミと樹脂の複合のアルプラを採用していますが、世間一般的には断熱住宅と呼ばれています。
でも私は断熱住宅の効果を感じられませんでしたが、内窓を設置して二重サッシにしたことで断熱住宅として感じるようになりました。
内窓を設置したことで気密性を感じる住宅になって、エアコンを動作しなくても暖かく感じる場合が多いです。
断熱住宅というと壁の断熱材について検討する場合が多いですが、窓のサッシについても検討することで断熱住宅の効果を感じられます。
これから注文住宅を建てる方で断熱住宅を建てる方は、断熱材を検討することも大切ですが、窓についても高いグレードの窓を検討することがポイントです。