高気密高断熱の家って、何が凄いのか分からない方は多いと思います。
実際に高気密高断熱の家に住んでみると、高気密高断熱の家の凄さが簡単に体験出来るのですが、言葉だと高気密高断熱の家の凄さを表現するのは難しいということも事実としてあるんですよね。
高気密高断熱の家だと、結露がしないとか冬でも半袖素足で暮らせるとか当然ですが、実は高気密高断熱の家はもっと凄いことがあります。
今回は、高気密高断熱の家って、これが凄い話をします。
高気密高断熱の家って、これが凄い
高気密高断熱の家で、一番感じることは健康に暮らせることが出来る！ということです。
特に冬の高気密高断熱の家の暮らしというのは、非常に快適な生活です。
なぜなら、冬なのに暖かい部屋で起床して就寝する感じというのは、本当に心地が良い感じです。
一般の住宅で冬場に入浴するときには、洗面所の脱衣所で寒い思いをしながら寒い浴室に行って暖かい湯船に浸かるのが一般的ですが、高気密高断熱の家なら部屋中の温度が均一なので、洗面所でも浴室でも寒い思いをすることはありません。
もちろん、トイレの均一の室温なので、夜中にトイレに行くときに廊下が寒いとかトイレが寒いということもありません。
エアコンを廊下やトイレなどに設置している訳ではないのですが、高気密高断熱の家は換気システムが優れているので、住宅内の室温が均一にすることが可能なんですよね。
高気密高断熱の家に住むと病気にならない！
高気密高断熱の家の特徴として有名な話ですが、病気にならない！という話があります。
先ほど部屋の温度が均一なことを伝えましたが、これこそが病気にならない秘訣だとも言えます。
知っていますか？交通事故の件数よりも、自宅の住宅内で起きる事故件数の方が多いことを。
自宅での事故内容として、階段の踏み外しの事故も多いですが、冬場のトイレや浴室などで寒さから来る急激な温度変化での事故が、とても多いのです。
高気密高断熱の家なら、部屋の温度が均一なので自宅での事故のリスクを減らすことが可能です。
また、高気密高断熱の家に住んでからアトピー性皮膚炎の方が治ったという話は有名な話です。
実際に私が勤めていた住宅メーカーでも、高気密高断熱の家に住んでからアトピー性皮膚炎が治った事例は、数多くありました。
アトピー性皮膚炎の原因として、住宅のハウスダストが原因となる場合があるようですが、高気密高断熱の家は住宅の壁内でカビが発生しないシステムになっていることと、換気システムが優れていることがあるので、住宅内の空気は常にキレイな状態に保たれています。
高気密高断熱の家では、浴室などにカビが発生しづらいことからも体験することが可能ですよ。
老後の暮らしでは、高気密高断熱の家に住みたい！
日本は高齢化社会になると言われていますが、病気にならないで健康に暮らせてこそ、老後の暮らしを楽しむことが出来ますよね。
また、老後になると会社員時代とは違って自宅で暮らす時間が長くなります。
つまり、自宅が一番快適な環境であることが必要です。
そして、快適な環境として大切なポイントが住宅内の温度が均一ということです。
特に冬場の寒さというのは、人の健康に大きな影響を与えます。
高気密高断熱の家でなくても、暖房器具をいっぱい利用すれば部屋が暖かくなるのでは？と思う方もいると思います。
でも、高気密高断熱の家の暖かさというのは、暖房器具を多く設置した住宅とは違い、ほんわかとした温もりを感じることが出来る暖かさなのです。
もちろん、高気密高断熱の家でも熱源としてエアコンなどの暖房器具は必要ですが、ほんの少しの暖房器具で隙間風がなくて部屋が均一に暖かい感じは、本当に快適なんですよね。
高気密高断熱の家は、やっぱり高いですよね？
高気密高断熱の家って、通常の住宅よりも高い建築費用の住宅になりますが、健康に暮らせることを考えたら決して高いものではないと思いますよ。
また、高気密高断熱の家は、エアコンの電気代も節約することが可能で冬場の電気代も１ヶ月１万円ぐらいです。
３０年間という長い期間で考えると、一般の住宅と高気密高断熱の家のトータルコストは同じになると言われています。
そして、３０年を超えると高気密高断熱の家の方が電気代がリーズナブルなので、一般の住宅よりも節約しながら暮らすことが可能です。
老後になったときに自宅にいる時間が長くなりますが、光熱費をあまり気にしないで暮らすことが出来ることも大きなメリットなんです。
やっぱり、高気密高断熱の家は、色々な面で凄く合理的な家だと思いますよ。