これから戸建て住宅を建てる方は
木造住宅の耐用年数はどれくらいか気になりますね。
私の実家も木造住宅で築40年ですが問題なく暮らしています。
京都のお寺だと修復をしながら千年以上の耐用年数の木造住宅がありますが
一般の木造住宅の耐用年数はどれくらいなのでしょうか?
今回は、木造住宅の耐用年数の話をします。
木造住宅の耐用年数
一般的な木造住宅の耐用年数として
政府の国交省の発表する耐用年数としては27や30年と言われています。
でも実際にはそれ以上の年月の木造住宅を多くあります。
大学教授の発表した論文では人と同じぐらいの寿命ということで
64年の耐用年数を発表しています。
確かに木造住宅というのは人の寿命と大きく関係していると感じます。
住む人が親から子供へと変わることでリフォームしたり建て替えをするので
木造住宅の耐用年数は64年というのは正しいと感じます。
もちろん木造住宅で100年耐用することも可能でしょうが
時代や家族構成に合わせて住宅設備や間取りを変更するので
64年ぐらいが平均的な耐用年数と考えられます。
旧家では百年以上の耐用年数の住宅がありますが
建て替えをしたくても色々な事情で建て替えが出来ないのが本音です。
木造住宅の耐用年数を検討
海外では100年以上の耐用年数の住宅が多くあります。
イギリスでは住宅の耐用年数が75年とも言われています。
イギリスでは外壁がレンガだったり気候が乾燥しているという
風土や文化の違いもあります。
特にイギリスでは100年前からベッドで椅子とテーブルという生活でした。
でも日本は100年前は和式で畳で生活する生活でしたが50年ぐらい前から
椅子やテーブルとベットという生活に変わり
日本の住宅は100年の間に大きく生活様式が変わりました。
日本の木造住宅でも最近では200年住宅を
アピールする住宅メーカーも増えて来ています。
これからの日本の木造住宅の耐用年数は高耐久性のある材料を使い
100年や200年と伸びていく傾向になります。
それでも人の寿命に合わせて大人から子供へと引き継がれていく中で
自分の生活に合わせて木造住宅を建て変えていく
というのが日本人の生活には合っていると感じます。
海外では住宅に対しての考え方が住めれば良いという考える方が多くいますが
日本人は清潔に綺麗な暮らしを望む方が多いので
木造住宅の耐用年数が100年としても64年ぐらいて建て替えるのが多いですね。