木造で陸屋根の構造を希望している方はいるでしょうか?
陸屋根は屋根がフラットで素敵に感じる方もいますが
木造で陸屋根の構造というのは大変なので
出来るなら他の屋根の構造にした方が良いものです。
今回は、木造で陸屋根の構造は大変の話をします。
木造で陸屋根の構造は大変
陸屋根の構造の屋根は
鉄筋コンクリート造の住宅で多く採用されています。
ではなぜ木造で陸屋根の構造は大変なのでしょうか?
それは木造の構造では地震の揺れの影響で
陸屋根の防水膜が破れてしまうと言われています。
鉄筋コンクリート造では地震の揺れには強いので
陸屋根の構造でも影響が少ないものです。
木造で陸屋根の構造の屋根にすると常に防水膜の点検をして
防水工事が必要になる可能性があります。
そもそも木造住宅では雨のリスクを一番心配するものですが
陸屋根の構造は屋根がフラットな状態なので
雨漏りのリスクが大変高いです。
一般的に陸屋根の防水工事は10年毎に工事が必要です。
でも木造で陸屋根の構造だと、その頻度も多くなると予想できます。
木造で陸屋根の構造にしたら雨漏りのリスクで
大変な状態になると思います。
木造で陸屋根の構造を検討
最近では木造でも陸屋根の構造の住宅があります。
特に都心にある建売住宅では狭い土地で3階建てにして
陸屋根にして屋上を作っています。
建売住宅では販売するために陸屋根で屋上を作り
魅力的な住宅にして購入者を惹きつける感じです。
注文住宅の木造住宅では陸屋根の構造の屋根を作ることは
ほぼないと言えます。
やはり雨漏りのリスクを考慮して
木造の構造で陸屋根はオススメしていません。
木造では陸屋根の構造以外の屋根を選択するようにしたいものです。