注文住宅を建てようとする方の1番始めの大きな壁は
土地選びです。
お金が大変豊富な方なら土地選びにあまり苦労しないでしょうが
希望するような良い土地は価格が高いものです。
土地選びで失敗しないためのポイントをお伝えしますね。
土地は自分で何回も見よう
私が住宅メーカーに勤務していたときに
両親が子供の代わりに土地を探すというケースが
結構ありました。
でも後日本人が土地をみて、
やっぱり違うものを探すことが殆どでした。
奥様が土地を探すのなら、問題ないのですが
両親に土地探しをしてもらうことは、あまり意味がないでしょうね。
そして自分で決めた土地でも、
日中見る雰囲気と夜に見る雰囲気で違うものです。
また晴れた天気の日の朝や昼や午後と土地を訪れて
太陽の光がどれくら差し込むか確認するのが良いと思います。
南側道路の土地なら日当たりを気にする必要はあまりないですが
東側や北側道路の土地なら、1日の日当たり具合を
実際に目で見て確認する方がよいですね。
駅から土地まで通ってみる
通勤で電車を使わない。という方は必要ないのですが
電車通勤される方は、自宅から駅までどれくらいの距離があるか
自分の足で確かめる方が良いです。
良い土地を見つけた！と思いから
例えば駅まで徒歩20分でも頑張って歩く！と決めても
実際家を建て通勤してみると
駅まで20分がかなり苦痛になります。
これから長く住む家ですからね。
駅までの通勤距離も実は結構大切だったりしますよ。
出来るなら新規分譲地を選ぶ
私の勤務していた住宅メーカーは
千葉の鎌ヶ谷という東京まで1時間ぐらいの場所にある会社でした。
東京から鎌ヶ谷で土地を探す方もいます。
理由を聞くと、東京では良い土地がなく
新規分譲地がないと言っていました。
東京23区だと、家が既にある土地が殆どですね。
土地を購入すると言っても、
以前あった戸建てを壊して家を建てる感じになりますね。
つまり周りには以前から長年住んでいる住人の方がいます。
これから出産をしてお子様を育てる家庭の奥様は
既存の住人が住んでいる場所よりも
まわりの人々も新しい住人の方が付き合いやすいと言いますね。
ご近所付き合いが、それほどあるわけでもないですが
新しい住人同士の方が、気楽な部分はあると感じます。
土地選びを妥協しないこと！
土地選びで1番大切なことを上げるとしたら
妥協しないことだと思います。
たぶん殆どの方は土地選びをして
初めから希望の土地に巡りあうことはないと思います。
実際に私が対応したお客様の話ですが。
奥様が妊娠したので、土地探しから住宅を探されている方がいました。
午前中は、別の住宅メーカーで土地を選んで決めたが
昼食後に看板をみて住宅展示場に訪れました。
ちょっと気になったので、一応よってみたということでした。
そして私はそのとき売り出したばかりの土地をご案内したところ
見て即決で土地購入の申し込みを頂きました。
３分もしない間の出来事です。
話を聞いてみると、午前中に他の会社で土地を決めたが
周りの雰囲気が汚くてちょっと嫌だったとのことでした。
時間もないし妥協して決めたということでした。
良い土地に巡り会えたとき妥協はない！
私も自宅を建てるときには土地でかなり迷いました。
手付もした土地も何件もあります。
少しの妥協点が必ずどの土地でもありましたが
妥協しないと見つからないと感じていました。
でも最後に決めた土地は一瞬みただけで
ここに決めた！と何の妥協点もなかったのです。
北側道路の土地ということで
他のお客様がキャンセルした土地だったのですが、
私が実際に現地を訪れてみて
北側道路の日当たり悪さは感じなかったのです。
私も初めは北側道路ということで
候補にもしなかった土地なのですが
やはり実際に現地に訪れて
土地の雰囲気を感じることが、とても大切ですね。
土地選びで失敗しないポイントは
最後まで妥協をしないことにあります。
実は本当に良い土地を見つけるには？
ネットで土地を検索して見つけようとする方が殆どですね。
でも住宅メーカーに勤務していたものとしてアドバイスすると
本当に良い土地はネットに掲載する前に決まってしまうんです。
住宅メーカーや不動産屋さんがネットに物件を掲載するには
掲載料金が掛かります。広告料金です。
つまり掲載しないと売れないということになります。
住宅メーカーや不動産会社では
訪れたお客様で希望の物件を見つけることが出来なかった
お客様へ優先的に物件を紹介することがあります。
本当に人気がある希少物件というのは
実はこのようなものでしかないと思います。
住宅メーカーや不動産屋さんが
その地域の地主等にコネクションがあるかも大切なのですが
本当に良い土地は、インターネットでは見つけられない。
というのは実は大切なポイントです。
土地選びで失敗しないために妥協しないというポイントと
合わせて覚えて置いたほうが良いと思います。
※
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