注文住宅では、色々なことを決める必要がありますが、階段についても決める必要があります。
階段の踏む板を踏み板と言い、踏板の側面の板を蹴り込み板と呼びます。
一般的には、踏み板と蹴り込み板は同じ材料で同じ色を選択します。
でも、デザインを凝る方には、踏み板と蹴り込み板の色を変えたり、蹴り込み板をなくしてスリット階段にする方もいます。
蹴り込み板の選択で階段の利用しやすが大きく変わります。
今回は、踏み板と蹴り込み板の選び方の話をします。
踏み板と蹴り込み板の選び方
踏み板と蹴り込み板の選び方ですが、通常は床のフローリングと同じ色を選択します。
私が住宅メーカーに務めいたときには、9割ぐらいの方が踏み板と蹴り込み板はフローリングと同じ色を選択していました。
デザインに凝る方の中では、蹴り込み板を白にする方がいます。
階段の側面が白になるので、オシャレな感じになりますが、階段の蹴り込み板を白にすると汚れが目立ち大変になります。
意外にも階段の蹴り込み板の部分は側面なので、スリッパの先が当たるので汚れが付着します。
階段の側面の部分は掃除がしずらいので、蹴り込み板は汚れが目立ちあまり印象ではありません。
ですので階段の蹴り込み板は、白を選択しないことがポイントだと言えます。
踏み板と蹴り込み板の選び方を検討
踏み板と蹴り込み板の選び方ですが、リビング階段を選択する方の中には、蹴り込み板がないスリット階段を選択する方がいます。
蹴り込み板がないスリット階段は、足を引っ掛けやすく階段も揺れやすく安定していないので、あまりオススメできません。
リビング階段を選択する方でも、蹴り込み板のある回り階段の方が安全に階段を利用できるので、よほどのことがない限り、蹴り込み板のある階段を選択した方が良いです。
階段の踏み板と蹴り込み板という些細なことですが、間違った選択をするとストレスになって快適な生活が出来ません。
踏み板と蹴り込み板は、床のフローリングと同色にすることが無難で良いと思います。