木製サッシが気になる方はいるでしょうか。
木製サッシは輸入住宅で標準仕様として採用している住宅メーカーがありますが、木製サッシのデメリットを知らないで木製サッシを採用したら大変なことになります。
今回は、木製サッシのデメリットの話をします。
木製サッシのデメリット
木製サッシのデメリットとして、一番大きなデメリットがメンテナンスが木製サッシのメンテナンスが大変なことです。
木製サッシということで、サッシが木で出来ているので、年月が経過することで劣化します。
劣化しないように定期的に塗料を塗る必要がありますが、これが面倒なのでデメリットです。
もちろん、始めの頃は定期的に塗料を塗ると思いますが、長い年月で面倒になって木製サッシのメンテナンスをしないようになる方が多いです。
でも、そうすると木製サッシの劣化は急速に早く劣化していきます。
木製サッシでない、アルミサッシや樹脂サッシでは基本的にはノーメンテナンスです。
定期的に木製サッシに塗料を塗ることが面倒なことは当然です。
木製サッシのデメリットを検討
木製サッシの多くは輸入製品が多いですが、住宅の建材で輸入製品を扱うのは出来るだけ辞めた方が良いです。
なぜなら、外国の気候風土と日本の気候風土は違うので、日本の気候風土に合わない輸入製品が多いです。
例えば、木製サッシ以外でも外壁のタイルでも輸入製品だと長い年月でタイル全体にヒビが入る場合があります。
私が実際に見たのは、ヨーロッパの輸入タイルでしたが、ヨーロッパの気候と日本の気候が違うので、ヒビが入ったと考えられ、新築から数年後の外壁のタイルを全て日本製のタイルに変更した住宅がありました。
外壁やサッシという外部の部分は、住宅にとって雨漏りから防ぐ大切な部分です。
木製サッシのメンテナンスを定期的にしないと、木製サッシの劣化という見た目のデメリットだけではなくて、雨漏りして壁内を腐らせる可能性もあります。
また木製サッシは輸入製品なので、ちょっとしたメンテナンスをするにも海外から部品を取り寄せるので、費用が掛る場合や、最悪の場合は部品がない場合もあります。
日本で住宅を建てるのであれば、日本製を採用した方が遥かに品質が良いです。
車でも外車は故障が多くメンテナンスをしながら乗る感じがありますが、日本車は故障が少ないと感じる方が多いと思います。
住宅も同様に日本の製品の方がデメリットが少なく、長持ちして安心して利用することが可能です。
木製サッシを採用したい方は、木製サッシのデメリットを承知して採用することが必要だと思います。