窓の種類が気になる方はいるでしょうか?
窓の種類は、大きく分けると引違い・FIX窓・すべり出し窓・上げ下げ窓に分けることが出来ますが、細かく分けると色々な種類の窓があります。
一般的に戸建住宅を建てるときには、引違いタイプの窓を利用しますが、窓をオシャレにしようとするなら色々な種類の窓があるので悩む場合も多いと思います。
注文住宅では設置する窓で部屋の印象や外観のイメージが大きく変わりますが、どのような窓の種類が良いのでしょうか。
今回は、窓の種類の話をします。
窓の種類
窓の種類は引違いタイプの窓とすべり出し窓の2種類で大きく分けられますが、普通に窓の種類を選ばない場合は引違いタイプの窓になります。
高気密高断熱住宅だと窓の種類は、すべり出し窓が標準仕様と決められていますが、気密性や断熱性を考えると、すべり出し窓を選択することが良いです。
窓の種類をデザインや値段で決める方も多いと思いますが、窓の種類によって冬場の住み心地は大きく変わります。
日本では引違いタイプのアルミ製のサッシが多いですが、冬場に結露する窓サッシというのは快適ではありません。
また引違いタイプの窓の種類では冬場に窓の近くでヒンヤリとした感じがあります。
でも、すべり出し窓でオール樹脂サッシを選択することで、結露がないことはもちろんですが、窓の近くでもヒンヤリとした感じがありません。
引違いタイプでは構造的に上下に隙間がありますが、すべり出し窓では冷蔵庫のドアのように密閉することが可能なので、気密性が良いことは当然です。
窓の種類を検討
これから住宅購入をする方で窓の種類を検討している方は、すべり出し窓でオール樹脂サッシを選択することが後悔しない窓選びだと言えます。
でも、すべり出し窓でオール樹脂の窓は、アルミ製サッシで引違いタイプの窓の種類よりも費用が高くなります。
住宅で窓の数は多いので、窓の種類によって予算が大きく変わります。
断熱性を高くして予算を安くしたい方の中には、オール樹脂で窓が開閉しないFIXタイプの窓の種類を選択する方もいますが、窓の開閉が出来ないと生活してから不便を感じます。
また、オール樹脂サッシの窓の種類は高いので、サッシの外側がアルミ製で内側が樹脂製のアルプラと呼ばれるサッシを選択する方も多いです。
私が住宅メーカーに勤めていたときにも、オール樹脂の窓の種類が良いことは分かっていても、予算の問題でオール樹脂サッシを選択できない方は、アルプラのサッシを選択する方が多かったです。
実は私も自宅でアルプラのサッシを選択しましたが、アルプラサッシはあまりオススメ出来ません。
アルプラサッシでも冬場に結露は発生しませんが、窓の近くでヒンヤリとした感じがあります。
現在はオール樹脂のサッシの部屋に住んでいますが、アルプラとは比較にならないほど快適な部屋になっています。
アルプラのサッシを選択する方は、出来ることならオール樹脂を選択する方が後悔しないと思います。
窓の種類は色々とありますが、すべり出し窓でオール樹脂サッシを選択すれば窓の種類で後悔することはないと思います。