高気密高断熱の住宅で失敗が気になる方は、いるでしょうか?
高気密高断熱の住宅で失敗と感じる方の多くの場合は、思ったよりも暖かくないと感じ失敗と感じています。
その原因としては、高気密高断熱の住宅と思っているものが、実は高気密高断熱の住宅ではない場合もあります。
高気密高断熱の住宅で失敗しないように注意が必要です。
今回は、高気密高断熱の住宅で失敗とは?の話をします。
高気密高断熱の住宅で失敗とは?
高気密高断熱の住宅で失敗と感じている方の多くは、実は購入した住宅が高気密高断熱の住宅でない場合があります。
高気密高断熱の住宅というのは、厳密な定義がないので、自社の住宅を高気密高断熱の住宅という場合があります。
高気密高断熱の住宅では、断熱材が一番重要なポイントになりますが、現場発泡ウレタンを利用した住宅でも高気密高断熱の住宅とアピールしている住宅メーカーもあります。
現場発泡ウレタンの断熱材は、気密性は高いので高気密になりますが、断熱性に関してはグラスウールの断熱材と変わらないので、高断熱とは言えません。
現場発泡ウレタンの断熱材で高気密高断熱住宅と思って購入したら、失敗したと感じる可能性は高いです。
高気密高断熱の住宅で失敗を検討
高気密高断熱の住宅で失敗と感じる原因として、断熱材の話をしました。
実は私の自宅も現場発泡ウレタンを採用していますが、高気密は感じるのですが高断熱は感じません。
予算の関係もあるので、高断熱にすることは難しかったので失敗とまで言えないのですが、他の断熱材を検討しても良かったかもと感じるときはあります。
また、本当の高気密高断熱の住宅では、窓のサッシはオール樹脂で玄関ドアも一番グレードの高いものが必要です。
そして、換気システムに関しても一般的な住宅の換気システムとは違うものを設置するのが、高気密高断熱の住宅です。
もし、上記のようなシステムがある高気密高断熱の住宅なのに、快適に住むことが出来ないのであれば、施工不良などの失敗の可能性が高いです。
ただし、実際にそのような可能性は大変少ないと思います。
色々な住宅メーカーを比較検討することで、高気密高断熱仕様の住宅とはどのような住宅か自然と判断できるようになるので、色々なハウスメーカーのカタログを見ることは大切です。