床暖房の故障が気になる方は、いるでしょうか?
床暖房は、床のフローリングの下に設置する設備なので、故障がすると面倒なことになります。
床暖房は故障する設備なのでしょうか。
今回は、床暖房は、故障する?の話をします。
床暖房は、故障する?
一般的に床暖房は、故障しづらい機械だと言われています。
ただし、これは電熱線式の床暖房のことだと言えます。
電熱線式の床暖房は、仕組みが簡単なので故障はあまりしないと言えます。
万が一故障をしても、電熱線のコントローラー部分の故障が殆どなので、床のフローリングを剥して修理する可能性は少ないと思います。
電熱線式の床暖房は、故障の可能性は少ないのですが、温水式の床暖房になると故障の可能性は高いと言えます。
なぜなら、温水式の床暖房は仕組みが複雑だからです。
床の下にパイプを通していますが、これが故障する可能性もありますし、温水を循環させる機械や温水を作る機械での故障の可能性があります。
温水式の床暖房は、広範囲に渡って故障の可能性があり、故障した際にはフローリングの床を剥したりするので、故障した際には修理費用も高い場合が多いと言えます。
床暖房、故障を検討
床暖房について、温水式の床暖房では故障の可能性が高いことを伝えました。
床のフローリングの下に温水を通すということは、リスクがあることは当然のことだと思います。
温水式の床暖房では、故障した際の修理費用が高いことがあるので、多くの方は故障する可能性が少ない電熱線式の床暖房を選択する方が多いです。
私が住宅メーカーに勤めていたときにも、9割以上の方が電熱線式の床暖房を選択していました。
でも私の個人的な意見ですが、温水式の床暖房の快適さには憧れるものがあります。
初期費用や故障する可能性も高く、メンテナンス費用も高い温水式の床暖房ですが、利用したときの快適さを考えると、電熱線式の床暖房よりも温水式の床暖房の方が快適に利用できる床暖房です。
温水という自然の暖かさがフローリングの床面に均一に広がり、電熱線式では味わえない優しい暖かを感じることが出来るのが、温水式の床暖房の特徴です。
故障というリスクがありますが、温水式の床暖房は利用したい設備だと言えます。