注文住宅では間取りで失敗したと、注文住宅が完成してから感じる方が多いです。
家は3回建て直しをしないと満足出来ないと言いますが、イメージしていた間取りと実際に生活して住みやすい間取りというのは、違うものです。
実は失敗しない間取りというのは、無難な間取りだと言えます。
今回は、失敗しない間取りの話をします。
失敗しない間取り図
失敗しない間取り
注文住宅で失敗しない間取りというのは、無難な間取りだと言えます。
初めて注文住宅を建てる方は、吹き抜けやリビング階段、中庭、勾配天井、天窓など住宅雑誌に出るような派手な間取りを求めます。
ですので、あまり無難な間取りが住宅メーカーの設計士から提案されると、面白くないと感じてしまいます。
でも実際に住宅雑誌に出るような間取りで生活してみると、住み心地の良い間取りとは違います。
例えば、リビング階段というのはエアコンの空気が階段に流れてしまったり、吹き抜けもエアコンの光熱費が余計に掛るので、リフォームして吹き抜けを塞ぎたいと考える方も多いです。
ですので、注文住宅で失敗しない間取りというのは、建売住宅ような無難な間取りが失敗しない間取りと言えます。
失敗しない間取りを検討
今回失敗しない間取りとして提案した間取りは、延床35坪の3LDKの間取りです。
3LDKの間取りは、注文住宅を建てる方の中で一番人気のある間取りです。
今回提案した失敗しない間取りでは、東玄関でキッチンが東側、リビングが南側。
そして洗面所・浴室が北側の配置になっています。
注文住宅での教科書通り的な間取りの配置となっています。
また建物がほぼ正方形の形をしているので、耐震性も高くなっています。
注文住宅の工事もしやすい形で建築コスト的にも、最適な間取りです。
そして、住宅では収納スペースが生活してから大切なことに気づく方が多いです。
今回失敗しない間取りとして提案した間取りでは、住宅全体の12.5%が収納スペースとなっています。
収納スペースは、住宅全体の9%以上あることが理想と言われていますが、12.5%も収納があります。
2階の各部屋にはクローゼットがありますが、北側にクローゼット専用の部屋があるので便利に利用することが可能です。
これから注文住宅を建てる方は、失敗しない間取りというのは無難な間取り過ぎて、あまり面白みがない間取りと感じるかもしれません。
でも実際に生活をしてみて、間取りで後悔を感じないことは、とても大切なことです。
失敗しない間取りを参考にしてみると良いと思います。