耐力壁の種類が気になる方はいるでしょうか?
耐力壁の種類が気になる方は、木造住宅でフル注文住宅を建てる方が多いです。
なぜなら、フル注文住宅だと建材や工法までも注文して住宅を建てることが可能だからです。
耐力壁の種類は、建築に関わる方以外では、始めて知るものだと思います。
でも、耐力壁の種類を把握して後悔しない住宅購入をしたいものです。
今回は、耐力壁の種類の話をします。
耐力壁の種類
耐力壁の種類は、鉄筋住宅を含めると色々とあります。
私が勤めていた住宅メーカーは、木造の注文住宅を作る会社だったので、木造の耐力壁の種類について話をしたいと思います。
私が耐力壁の種類を気にするようになったのは、自宅の注文住宅を建てるときに、耐力壁の種類が気になりました。
それまでは、耐力壁という存在を気にしたことがなかったですが、いざ自宅を建てるとなると、色々な細かい部分まで気にしてしまいました。
耐力壁の種類として有名なものは、ダイライトやモイスなどありますが、当時は価格が高く利用する方は少なかったです。
私が勤めていた住宅メーカーでは、予算のことを考慮して耐力壁の種類として、普通のコンパネを利用する方が多かったです。
耐力壁の種類を検討
私の自宅で採用した耐力壁の種類は、ケナフという麻を固めたものを耐力壁として利用したものです。
ケナボードとしてパナソニックから販売されていたものですが、パナソニックというブランドもあって信頼したので採用しました。
現在は、ケナフという材料が取れなくなったという理由で、ケナボードは販売されていませんが、私は色々な種類の耐力壁の中でケナボードを採用して良かったと感じています。
なぜなら、耐力壁のデメリットとして、壁内結露による劣化問題があります。
例えば、ツーバイフォー住宅がありますが、耐震性が高い住宅として有名です。
ツーバイフォー住宅は、コンパネの耐力壁で覆われて住宅ですが、数十年経過したツーバイフォー住宅の耐力壁のコンパネは、腐って劣化しているという話を聞いたことがあります。
元々ツーバイフォー住宅は、海外で利用されていた工法の種類ですが、高温多湿の日本の気候には適さない。
という話もあります。
もちろん、最近のツーバイフォー住宅では、壁内結露を対策している場合が多いので、耐力壁の種類がコンパネでも問題ない可能性もあります。
でも、耐力壁というのは、ある意味ツーバイフォー住宅の要素があるので、耐力壁の種類で湿度の影響を受けない方が安心だと思います。
また、有名な耐力壁の種類のダイライトやモイスは、湿度の影響で劣化しない材料なので安心できます。
耐力壁の種類を検討している方は、湿度の影響を受けない耐力壁の種類を利用することが良いと思います。