吹付け断熱は、シロアリの問題がないか気になる方は、いるでしょうか。
木造住宅ではシロアリに気をつける必要がありますが、木材の柱だけではなくて断熱材もシロアリの被害がある場合があります。
吹付け断熱は、ウレタンの材質ですが、シロアリの被害は大丈夫なのでしょうか。
今回は、吹き付け断熱は、シロアリ大丈夫?の話をします。
吹き付け断熱は、シロアリ大丈夫?
結論から言うと、吹付け断熱だからシロアリの被害の可能性があるとは言えないようです。
グラスウールや硬質パネルの断熱材でも、シロアリの被害の可能性があります。
シロアリというのは、吹付け断熱の断熱材を食べる訳ではなくて、巣を作るためや通り道として断熱材を壊して行きます。
もちろん、グラスウールの断熱材で壁内結露でカビが発生しているような断熱材の方が、シロアリの被害になる可能性は高いようですが、吹付け断熱でもシロアリの被害の可能性はあると言えます。
吹き付け断熱、シロアリを検討
シロアリの被害の可能性については、ネットで調べるとシロアリ駆除業者の作成したホームページで色々と書かれています。
でも、私が住宅メーカーに勤めていたときに、シロアリの被害があった住宅というのは殆どありませんでした。
私が勤めていた住宅メーカーでは、シロアリ駆除業者と提携していて定期的にシロアリの点検をしていました。
シロアリ駆除業者は、床下に潜り点検をするのですが、目視をしてシロアリの巣や通り道を確認しますが、床下を確認してシロアリの状態を確認が出来るようでした。
もちろん、床下ではなくて壁からシロアリ被害になる可能性もありますが、可能性としては少ないようでした。
吹付け断熱の場所は、壁や屋根で利用するのが殆どで、床下に吹付け断熱をする場合は少ないと思います。
シロアリのことを心配して吹付け断熱を辞めるというのは、ちょっと違うのではないでしょうか。
シロアリの被害は、色々な条件で発生するようなので完璧に防ぐことは難しいですが、シロアリ駆除業者の定期点検をしていれば、安心だと思いますよ。