吹き抜けを中央に作ることを検討している方は、いるでしょうか。
最近の注文住宅では吹き抜けの間取りが人気がありますが、吹き抜けを中央に作りたいと考える方もいるでしょう。
実は、織田信長の安土城も当初は吹き抜けを中央に作る予定でしたが、火災になったときの被害が大きいために中央に吹き抜けを作ることをしていません。
現代の住宅でも、吹き抜けを中央に作らない方が良いのでしょうか。
今回は、吹き抜けを中央に作るのは勇気がいる話をします。
吹き抜けを中央に作るのは勇気がいる
吹き抜けを中央に作ることは勇気がいると思います。
なぜなら、一般的に風水では吹き抜けの間取りは推奨していないからです。
風水以外でも建築的にも中央に吹き抜けを作ることは、建築の構造的に考えても弱い建物になる可能が高いので推奨していません。
それでも、明るい開放的な間取りの吹き抜けを中央に作りたいと考える方もいます。
吹き抜けの天井部分に明かり取りの窓や天窓を設置して明るいリビングを夢見る方は多いのではないでしょうか。
注文住宅では建築基準法に違反していないのであれば、自分の希望する間取りを作ることが可能です。
吹き抜けを中央に作りたいのであれば、中央に吹き抜けを作ることもリスクを承知の上で作ることは有りだと思います。
吹き抜けを中央を検討
私は他の記事(⇒注文住宅の間取りで中庭と吹き抜けは止めた方が無難)でも書いていますが、基本的に吹き抜けの間取りは否定しています。
吹き抜けの間取りを否定しているので、吹き抜けを中央に作ることは更に否定的です。
住宅というのは安全安心に暮らすことが第一条件だと考えているので、わざわざ住宅の耐震性や快適性が悪くなる吹き抜けを中央に作ることは、ありえないと思っています。
でも、人それぞれ色々な価値観があるので注文住宅を建てる方がいるのです。
自分が建てたい住宅・住みたい住宅、夢見る憧れる住宅を建てて暮らすことが注文住宅の醍醐味です。
吹き抜けを中央に作ることもリスクやデメリットを納得して建てるのであれば、何の問題もないと思います。
もちろん、吹き抜けを中央に作ることへの否定的な意見が多いので、実際に吹き抜けを中央に作るのは勇気がいると思います。
それでも、自分が作りたい住宅を作るのが注文住宅なので、吹き抜けを中央に作りたい方は作る方が良いのではないでしょうか。