住宅でリビングをタイル床にしたいという方は多いと思います。私が現在住んでいるマンションはフローリングの床から、全ての部屋をタイル床にしています。
タイル床ってオシャレで憧れていましたが実際にタイル床の住宅に住んでみると、ちょっと違う感覚になります。
今回は、リビングをタイル床にするデメリットの話をします。
リビングをタイル床にするデメリット
私が住宅メーカーに勤めているときに、お客様のリビングでタイル床にする注文住宅がありました。タイル床のリビングはオシャレで素敵という印象がありました。そして、現在私は中国のマンションに住んでいますが、タイル床が安いのでタイル床にしました。
タイル床の住宅をみてオシャレと感じましたが、実際にタイル床の住宅に住んでみて1番始めの感想は『足元が寒い』という感覚です。私がタイル床の住宅に住んだのは、冬ではなくて夏のときに1番初めに住んだのですが、タイル床だと夏でも足元がなんとなくヒンヤリする感じがあります。タイル床は石なのでヒンヤリ感があります。
冬のタイル床の感じは?
タイル床で夏にヒンヤリする感じの経験をしたので、冬は寒くて大丈夫?と心配したのですが、別に冬は足元がヒンヤリすることはありませんでした。中国のマンションでは、冬は24時間暖房になっているのですが、足元がヒンヤリする感じがないことが理由です。
でも24時間暖房のない住宅で冬のタイル床は大変寒い感じになると思います。私が住宅メーカーに勤めていたときにお客様の住宅でリビングをタイル床にしている住宅を見学していた時は冬でしたが、足元が大変寒くてタイル床の住宅は良くないと感じたことがあります。
結局タイル床のデメリットでやめた方がよい?
でも実はタイル床のデメリットは特に思い当たりません。タイル床を選択したときには、床暖房を設置することは必須ですが、床暖房をするならタイル床でも全くデメリットがないと思います。
タイル床だと床掃除するときに水で濡らしたモップをかけることができて、いつでも床を清潔に保つことができます。また、タイル床だとフローリング床のように傷が付くということもないので、ずっと新しい床の感じの住宅に住むことが可能です。
リビングをタイル床にしたい方は、床暖房を設置することでタイル床のデメリットがないので、タイル床を選択しても良いと思います。