住宅購入でマンションと戸建住宅で迷う方は多いのですが、実家がマンションの方は戸建住宅に憧れる方が多いですし、実家が戸建住宅の方は、マンション購入に憧れる方が多いです。
私が住宅メーカーに務めているときには、多くの方々が住宅購入をすることに関わりましたが、マンションにはマンションのメリットやデメリットがあるし、戸建住宅には戸建住宅のメリットとデメリットがあるので、住宅購入というのは個人の価値観や家族状況によってマンションか戸建住宅を選択すれば良いと考えていました。
でも、私自身が戸建住宅とマンションの住宅購入をしてみて分かったのですが、老後も含めて永続的に住むための住宅購入としては、戸建住宅の方が精神的にも安心感を持って住むことが出来ることが分かりました。
今回は、住宅購入は、マンションより戸建住宅が良い最大の理由が判明の話をします。
住宅購入は、マンションより戸建住宅が良い最大の理由が判明
住宅購入は、マンションより戸建住宅を購入することをオススメします。
なぜなら、戸建住宅の方が安心して住み続けることが出来るからです。
私が始めて住宅購入をしたのは、注文住宅の戸建住宅ですが、仕事の都合で戸建住宅は賃貸に貸し出しながら、マンションを購入して暮らしています。
戸建住宅とマンション購入をして、実際に暮らしてみて分かったことがあるのですが、戸建住宅の方が精神的に安心して暮らせることが分かりました。
マンションより戸建住宅の方が良い最大の理由としては、戸建住宅には管理費を支払うことが不要だからです。
マンションでは、住宅購入をしても毎月の管理費と修繕積立金を支払うことが必要になります。
場合によっては、駐車場代も支払うことが必要になるのですが、住宅購入をして住宅ローンの支払がなくなっても毎月の支払があることは、精神的には不安な要素があります。
戸建住宅では、マンションのように管理費や修繕積立金の支払い義務がありません。
戸建住宅であれば住宅購入のローン支払い後は、毎月の生活費だけで暮らせるので精神的に安心感がありますね。
戸建住宅では、修繕費用が不要?
マンションでは修繕積立金の支払い義務がありますが、戸建住宅でも定期的なメンテナンスが必要なので、マンションと変わらないのでは?と思う方も多いと思います。
私は住宅メーカーに務めていましたが、これから戸建住宅を購入する方には、10年毎の定期的なメンテナンスが必要なことを伝えていました。
でも、私の実家は築40年を超える戸建住宅ですが、内装のクロスや床などのリフォームは何度か行っていますが、外部の屋根や外壁などのメンテナンスは行ったことがありません。
つまり、ノーメンテナンスで40年以上、戸建住宅に住み続けているとも言えます。
屋根は瓦なのでメンテナンスフリーで大丈夫なのですが、壁はペンキの吹付けなので理想としては10年毎のメンテナンスが必要と言われています。
でも、見た目をあまり気にしないのであれば、ノーメンテナンスでも40年以上メンテナンスをしないでも暮らせます。
老後になったときを考えると住宅購入は、マンションより戸建住宅の住宅購入が安心
老後になったときには、年金以外の定期的な収入がない方が多いと思いますが、マンションの修繕積立金や管理費で毎月数万円でも支払うことが精神的な負担が大きいと思います。
住宅購入をして住宅ローンの支払が終わったのにマンションでは、毎月毎月に定期的に数万円の支払い義務というのは、落ち着かない感じがあります。
戸建住宅であれば、毎月毎月の支払い義務がないので安心して暮らせることが出来ます。
もちろん、マンションでも戸建住宅でも固定資産税というものが支払う義務がありますが、それは仕方がないことですね。
固定資産税を支払うことが不要な住宅というと、賃貸住宅に暮らすことになりますが、賃貸住宅では精神的に落ち着いて暮らすことが出来ない住宅です。
私も賃貸住宅に暮らしたことがあるので分かるのですが、賃貸住宅というのは自分の家ではなく借りている場所に暮らしているので、長年住んでも精神的に落ち着かない感じがあります。
やはり、暮らすための住宅というのは住宅購入をして自分の所有物にすることが、本当の意味で精神的に安心することが可能です。
戸建住宅というのは、土地も建物の全て自分の所有物です。
マンションでは共有部分があるので、土地も建物も自分の所有物と感じることが出来ずに部屋の内部だけが自分の所有物という感覚ですが、土地も建物も全て自分の所有物である戸建住宅の満足感や安心感というのは、言葉で説明する以上の価値があります。
住宅購入で戸建住宅を購入すると、一国一城の主になった気分があるのですが、マンション購入をしたときには一国一城の主になった気分が全くありませんでした。
これから住宅購入をする方には、間違いなくマンションより戸建住宅を購入することをオススメします。