東日本大震災でSE構法の被害がゼロのことが気になる方は、いるでしょうか。
2011年3月11日発生した東日本大震災ですが、実際に被害が大きい地域では津波がありましたね。
津波が押し寄せる映像をみて、現実のことなのかと疑うぐらい大変なことでした。
そのような大きな津波にあったSE構法の住宅は、1227件があって全ての住宅で構造部分の被害はゼロと言われています。
東日本大震災でSE構法の被害はゼロとはどのようなことでしょうか。
今回は、東日本大震災でSE構法の被害はゼロ?の話をします。
東日本大震災でSE構法の被害はゼロ?
東日本大震災でSE構法の被害はゼロということですが、実はSE構法以外でも被害はゼロになっている住宅メーカーは多いですね。
特に大手ハウスメーカーの多くは、東日本大震災での構造部分の被害がゼロになっていると感じます。
もちろん、工務店レベルの住宅メーカーでSE構法を利用していない住宅でも、被害がゼロの住宅メーカーもあります。
ですので、SE構法だけが東日本大震災で被害がゼロという訳ではないことに気づいた方が良いと思います。
東日本大震災とSE構法を検討
東日本大震災でSE構法以外にも被害がゼロになっている構法は多くあります。
私が勤めていた住宅メーカーでは、高気密高断熱住宅で有名なFPの家を提供していましたが、FPの家も東日本大震災での被害がゼロと言われています。
FPの家は、高気密高断熱住宅のことで、構法に関してはSE構法ではなくて、在来工法やツーバイフォーの住宅です。
でも、硬質ウレタンが耐震性を高める役目をしているために、東日本大震災でも被害がなかったようです。
実際に聞いた話として、津波が押し寄せて来た時に部屋の中にいて、窓の外が海水で埋まる光景を見た方がいました。
それでも、高気密高断熱住宅のために海水が住宅内に侵入することなく、津波が元に戻ると従来どおりに住むことが出来たという話を聞きました。
SE構法というのは、柱や梁などの接合部分の技術なので、津波がやってきたときには住宅内に海水が侵入する住宅もあったのでは?と想像してしまいますが、実際にはどうだったのか気になりますね。