これから注文住宅を購入する方は、注文住宅の予算が気になる方は多いと思いますが、最低どれぐらいの予算があれば大丈夫なのか気になると思います。
注文住宅の予算は、土地の値段に大きく左右されますが、東京都内の土地や大都市の周辺ではなくて郊外の土地であれば、建物と土地と諸経費などを含めても3000万円あればギリギリ足りる場合が多いと感じます。
私が住宅購入をしたのは、都心から1時間ぐらいの千葉郊外ですが、注文住宅の予算3000万円は最低ラインとも言えますが、3000万円であれば土地を購入して注文住宅を建てることが出来ます。
今回は、注文住宅の予算3000万円でギリギリ足りる話をします。
注文住宅の予算3000万円でギリギリ足りる
注文住宅の予算というのは、土地と建物の値段以外にも諸経費と呼ばれる、税金や手続き費用が必要になります。
一般的に注文住宅の諸経費は、予算の1割と言われていますが、300万円ぐらいは諸経費として考えた方が良いです。
そうすると、注文住宅の予算3000万円ですが、残りは2700万円になります。
土地が700万円で建物が2000万円という選択も出来ますし、土地が1200万円で建物が1500万円という選択も可能です。
注文住宅で満足できる建物を建てるとなると、最低でも2000万円ぐらいは必要です。
また、土地でも日当たりや駅からの距離などを含めて検討して満足できる土地を購入するなら、1500万円以上の費用が必要です。
もちろん、土地に関しては土地郊外の場合の話です。
建物に関して関東地域であれば最低でも2000万円ぐらいの費用なので、予算3000万円だとすると諸経費300万円と建物2000万円を差し引くと、土地に使える費用は700万円になります。
千葉郊外の地域の土地でも、土地予算が700万円となると、駅から徒歩20分以上の土地になります。
周りも畑の地域で、下水道が通っていないことはもちろん、場合によっては水道もなく井戸水を利用する地域になる場合が多いです。
千葉郊外でも、駅から近く景観が良い土地となると2000万円になるので、建物と諸経費を含めて検討すると予算5000万円は欲しいですね。
注文住宅の予算3000万円を検討
注文住宅の予算3000万円は、注文住宅を建てるギリギリの予算ということを伝えました。
また、建物を満足するなら駅から遠く離れた土地で、土地を満足するなら建物はローコスト住宅で建てる必要があります。
土地と建物のどちらを優先するか迷う方もいるかもしれませんが、私なら土地を優先して注文住宅の予算を使うことが良いと思います。
なぜなら、土地の価値というのは売却しても下がる可能性は少ないですが、建物に関しては売却するときには価値が大幅に下がります。
資産価値という観点から考えると、土地というのは不動産と言われるぐらい不動な資産です。
建物は、30年も経過すると全く資産価値がなくなるので、注文住宅の予算を使うなら土地を優先した方が良いと思いませんか?
注文住宅の予算3000万円は、土地を購入して建物を建てるためのギリギリの予算ですが、千葉郊外で駅から近くて満足できる注文住宅を建てることは、可能だと思いますよ。