高気密高断熱の住宅で結露がないか気になる方は、いるでしょうか?
結論から言うと、推奨されている高気密高断熱の住宅を作るのであれば、結露は発生しません。
でも、高気密高断熱の住宅でガスコンロを利用したり、ファンヒーターを利用するのであれば結露は発生します。
高気密高断熱の住宅では結露が発生しないように、推奨する住宅設備を利用することが必要になります。
今回は、高気密高断熱の住宅で結露ない?話をします。
高気密高断熱の住宅で結露ない?
一般的な高気密高断熱の住宅では、結露が発生しません。
でもそれには、高気密高断熱の住宅で推奨している住宅設備を利用することが必要になります。
特にガスを利用することは、高気密高断熱の住宅では難しいです。
ガスというのは火が燃焼するときにガスの水分が空気中に放出されます。
ですので、高気密高断熱の住宅ではガスコンロではなくてIHの電磁調理器を推奨設備としています。
また、暖房に関しても同様で、ガスファンヒーターは高気密高断熱の住宅では推奨していません。
高気密高断熱の住宅でガスファンヒーターを利用したい方は、FF式のガスファンヒーターを利用して、水蒸気が発生しないものを利用することが必要になります。
高気密高断熱で結露を検討
高気密高断熱の住宅に住むと、結露の原因となる水蒸気が日常生活で多く発生していることに気づきます。
例えば、お風呂上がりで温かくなっている身体からも水蒸気が発生しているので、冬場の窓の部分には結露が発生してしまいます。
もちろん、IHの電磁調理器を利用しても、鍋料理など煮込み料理をすると、窓の部分に結露は発生します。
また、高気密高断熱の住宅では換気装置の影響で過乾燥気味になる場合が多いです。
人によっては喉が乾く感じがありますが、そのために加湿器を多めに利用することがあります。
当然ですが、加湿器利用すると窓の部分に結露が発生しますし、部屋の壁のクロスの部分にも薄っすらと結露になる感じがあります。
推奨されている住宅設備を採用している高気密高断熱の住宅でも、結露が全くないとは言えないのですが、結露が原因となってカビが発生するようなことは殆どないと言えます。
やはり、高気密高断熱の住宅の方が他の住宅よりも結露が少なく、快適に暮らすことが出来るのは間違いないと思います。